出版社内容情報
「なにしてるの?」「まってるの」「いっしょにまってていい?」「いいよ」たろうがなにかをまっていると、どんどん仲間がふえてきます。でも、いったいたろうは、なにをまっているのでしょう……?
おだやかな「待ち時間」をゆるやかに体験していると、ここちよい風がふいてくる、そんな空気感をもつ絵本。また、読みきかせに挑戦してみたいお父さんに、おすすめの一冊です。
内容説明
なにを?まったぶんだけ、たのしくなる!人気絵本『ふってきました』のもとしたいづみ×石井聖岳のコンビがおくる、きもちい~い絵本。よみきかせ:3歳から。ひとりよみ:5歳から。
著者等紹介
もとしたいづみ[モトシタイズミ]
絵本・童話作家。『ふってきました』(絵・石井聖岳 講談社)で第39回講談社出版文化賞絵本賞、第13回日本絵本賞受賞。絵本のほか、エッセイ集も手がける
石井聖岳[イシイキヨタカ]
1976年静岡県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒業。『ふってきました』(文・もとしたいづみ 講談社)で第39回講談社出版文化賞絵本賞、第13回日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
54
「ふってきました」のコンビの二人。待っているたろうに、いろんな動物の仲間がやってきて一緒に待ちぼうけ。待っていたものが来た瞬間の表情の変化がとてもいい。2021/04/02
ぶんこ
38
たろう君が1人で待っていると、犬やカワウソ、クマまでもが一緒に待ち始めました。たくさんいると楽しくていいね。遠くからすごい迫力の何かが近付いてきました。「きたぁ」良かったね。力持ちのお父さん、熊までも持ち上げました。たろう君鼻高々でしょう。あっという間に読みおわってしまうのが寂しい。2024/08/27
ヒラP@ehon.gohon
31
たろうくんが、ひたすら何かを待っています。 とても、気になります。 気になるけどなかなかわかりません。 かっぱが登場して、これかと思うと言ってしまいました。 集まってきた犬やカワウソやクマも一緒に待っています。 気がつけば私も待っていて、みんなを待たせる絵本です。 でも、最後にこの絵本のタイトルが「まっています」ではなくて、「まってました」だったことに気がつきました。 「いよッ、まってました」 待ち人が登場しました。 これ以上書くと、完全ネタバレです。 のどかな時間をありがとうございました。2021/11/04
anne@灯れ松明の火
28
読友さんご紹介。遠い方の新着棚で。「ふってきました」の姉妹編で、楽しみにしていた。たろうが、何かを待っていると、通りかかった動物たちが、「いっしょに まってて いい?」どんどん増えてくる。途中、待たずに行ってしまう動物に肩すかしをくらわされるのも愉快。待ちに待った後、「あ! きた!」の顔がすごい。本当に待ってたんだね! 来て、良かったね! 面白かったけれど、「ふってきました」ほどのインパクトはなかったな^^; 2021/05/20
喪中の雨巫女。
13
《本屋》待っててよかったね。2021/03/18