内容説明
山に富み森林に覆われ海に囲まれた列島。そこに棲む日本人は自然の恵みを享受し生計を立て、神仏に礼を尽くしては人生の節目とした。また参詣・巡礼に言寄せた遊山や漂泊・旅の渡世は、楽も苦も味わう深さをもたらした。近世に固まり高度成長期を境に変容を余儀なくされた風土と営みの形とは?見失われた日本人の暮らしと人生の豊穣を再確認する。
目次
第1章 山に富む列島の恵み―森が海を育てる(森とくらし;森の恵み ほか)
第2章 四季五節の循環―旧暦で語るべし(正月の「事はじめ」「事じまい」;春の予祝行事 ほか)
第3章 人生の節目に現れる神仏―願かけとご先祖様(出産と産神;産名・初宮参り・食初め ほか)
第4章 参詣と巡礼のなかの信心―遊山の片身ごろとして(江戸にはじまる伊勢参り;札所を数えての巡礼 ほか)
第5章 今は昔の旅人たちの「たつき」(香具師・テキヤ渡り職人 ほか)
著者等紹介
神崎宣武[カンザキノリタケ]
1944年岡山県生まれ。民俗学者。現在、旅の文化研究所所長。東京農業大学客員教授。公益財団法人伊勢文化会議所五十鈴塾塾長など。郷里(岡山県井原市美星町)では宇佐八幡神社ほか二社の宮司(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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