出版社内容情報
★★★★★講談社文庫、2021年最初の勝負作★★★★★
突然、事故死した両親に代わって、神楽坂の割烹「つきみ茶屋」を継ごうと決意する剣士。
幼馴染の翔太とワインバーへ改装しようと夢見るが、ある晩、翔太が代々伝わる“禁断の盃”で酒を飲んでしまう。
すると、豹変。
「おいおい、鮪の脂身なんざぁ、生で食ったら死ぬぜ!」
食べかけの大トロを窓から投げ捨て、見たこともない料理を作り出す。
これはまさか…江戸時代の料理!?
なんと、翔太に江戸時代の料理人・玄の魂が憑いてしまったらしい!
果たして翔太は元に戻れるのか?そして「つきみ茶屋」の行方は――。
面白さ、天下一品!笑って泣ける絶品グルメ小説第1弾!
※シリーズ第2巻は2021年5月発売予定
[目次]
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プロローグ 宙を飛ぶ本マグロの大トロ
第1章 禁断の盃と豆腐百珍
第2章 秋の味覚 白葡萄・松茸・鴨
第3章 江戸の定番 あったか箱膳料理
第4章 ハレの日の菊料理と栗ご飯
第5章 腕試しの江戸料理 結び豆腐
エピローグ 幸福なる味噌汁の香り
[著者略歴]
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斎藤 千輪[サイトウ チワ]
著・文・その他
内容説明
両親の遺した割烹を幼馴染の翔太とワインバーへ改装しようと夢見る剣士。だがある晩、翔太が代々伝わる“禁断の盃”で酒を飲んでしまう。すると、豹変。食べかけの大トロを投げ捨て、はるか昔の料理を作りだすように!なんと江戸時代の料理人・玄の魂が憑いてしまったらしいが…!?笑いあり、涙ありの絶品グルメ小説。
著者等紹介
斎藤千輪[サイトウチワ]
東京都町田市出身。映像制作会社を経て、現在放送作家・ライター。2016年に「窓がない部屋のミス・マーシュ」で第2回角川文庫キャラクター小説大賞・優秀賞を受賞してデビュー。「ビストロ三軒亭」シリーズがベストセラーに。最新刊は双葉文庫ルーキー大賞第2回受賞作の『だから僕は君をさらう』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆみきーにゃ
とし
kei302
真理そら
坂城 弥生