内容説明
海の生きものの命が危ない?もう魚が食べられなくなる?海からのSOSを聞きのがさないで!物語をとおして、SDGsがよくわかる!小学上級から。
著者等紹介
佐藤まどか[サトウマドカ]
東京都出身。1987年よりイタリア在住。第22回ニッサン童話と絵本のグランプリで童話大賞を受賞した『水色の足ひれ』(BL出版)でデビュー。『スーパーキッズ 最低で最高のボクたち』(講談社)で第28回うつのみやこども賞、『アドリブ』(あすなろ書房)で第60回日本児童文学者協会賞と第6回児童ペン賞少年小説賞をダブル受賞
大庭賢哉[オオバケンヤ]
1970年生まれ。イラストレーター、児童書のさし絵、漫画、装画などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(*'ω' *)@k_s
48
市立図書~物語をとおしてSDGsを考える児童書。フリーダイバーの兄、それに憧れる弟。ストーリーに乗せながら、海の大切さ、海の生き物達に迫る危機、貴重な資源と未来を守るために必要なことが学べます。変えるの意識と行動、1人の考えが変われば、みんなの意識と行動が変わる。子どもに借りて来た本で、こちらも勉強になった一石二鳥な本でした✨引き続き、他のシリーズ本も借りてみよう(*´艸`)2021/12/11
ヒラP@ehon.gohon
27
漠然とは知っている海洋汚染の実態を、あらためて実感させられるお話でした。 海辺のゴミ拾いの意義を感じるとともに、地球を守るという個々人の意識改善の重要性も感じました。 知らずのうちに、地球を汚す側に自分がいたような気がしました。2022/10/07
南
15
私も最近近所のごみ拾いを始めたので、拾う気持ちが分かるなぁと思いました。みんながみんな、わざとごみを捨てているわけじゃないけど、それでも環境を守る意識は高くもっていたいです。歯磨き粉や化粧品に入っているスクラブもマイクロプラスチックであることが、は本当かな?と思いましたが、そういう点でも知らないことが多く、読みやすいのにためになる一冊でした。2024/02/08
しろくま
15
海が近いので、勤務校の児童生徒はごみ広いの活動をしている子が多い。また、漁業関係のお仕事をしている人も多いので…。プラスチック、重油、汚染水など、海に流れ着くものの怖さを多くの人に知ってもらいたい。魚もサンゴも住めなくなる海は怖いです。皆が気を付けたら変われる気がする。子供にも分かりやすいです。2021/05/01
おはなし会 芽ぶっく
13
6年生ブックトーク授業【冬休みにおすすめの本】 SDGsの絵本が多く出版されていて、今回はこちらのシリーズを紹介。大人の方が知らないので、借りる人はぜひお家で話をしてほしいということと、日本は165か国中18位ですが、達成している項目は3つしかなく、全然目標に届いていない話をしました。熱く語りすぎちゃったかな?(笑) 17の目標【14 海の豊かさを守ろう】のおはなし2021/12/20