アナと雪の女王エピソード０―Ｄａｎｇｅｒｏｕｓ Ｓｅｃｒｅｔｓ

講談社【編】/マンクーシ，マリ【著】〈Ｍａｎｃｕｓｉ，Ｍａｒｉ〉/富永 晶子【訳】

講談社（2021/02発売）

• サイズ 46判／ページ数 256p／高さ 19cm
• 商品コード 9784065221686
• NDC分類 933
• Cコード C0074

出版社内容情報

どうして魔法の力を持つエルサが生まれたのか、
なぜ彼女は、あれほどまでに自分の力を恐れていたのか、
王と王妃はどうして瀕死のアナを、トロールのもとに連れていったのか、
「アナ雪２」でエルサを呼ぶ不思議な歌声、あれは結局誰だったのか、

これまでベールに包まれていた謎が
この一冊でいよいよすべて、明らかになるーーー！

全世界を魅了した大ヒット映画「アナと雪の女王」の物語は、
アレンデールとノーサルドラ、敵同士だった二人の男女が
不思議な森で出会った瞬間から始まったーーー

エルサとアナの両親、イドゥナとアグナルの秘密の恋が教えてくれる
アナと雪の女王の「はじまり」と「真実」。

ついに解禁！！！


※本書は「Dangerous Secrets -The Story of Iduna and Agnarr-」を翻訳刊行したものです。


＜担当編集より＞
映画『アナと雪の女王』を初めて観た時、
なぜエルサがそんなに魔法の力を隠そうとするのかがわからず
あまり感情移入ができずにいました。
けれどこの本によって、彼女がどれほど深い孤独と不安を抱えてきたのか、
その真実を知り、映画の見え方が大きく変わりました。

物語のすべてのピースが揃ったとき、
これまで知っていたアナ雪のストーリーは新しい顔を見せてくれます。
私はページをめくり、思わずぞくっとしました。
その驚きをみなさまにもぜひ体験していただきたいです！

特に、映画『アナ雪』『アナ雪２』での
エルサたち姉妹の幼少期のエピソードに隠された秘密の繋がりは必見です。


ソフトカバー、本文２５６ページ
１２８×１８８ミリ

内容説明

ついに明かされる「アナ雪」の語られざる真実！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[future4227]

アナとエルサの父アグナル王と母イドゥナ王妃の波瀾万丈のロマンス物語。アナ雪1では早々に舞台から消えてしまった２人だが、そこに至るまでになんとも壮大なストーリーがあったのだ。夫のアグナル王にも打ち明けられないイドゥナの秘密。そして決して埋めようのない圧倒的な身分の違い。それらの様々な困難や苦悩を乗り越えて二人の愛は深まりついには結ばれる。アグナルの器の大きさが素敵だ。嵐の中、死を覚悟した二人のやり取りが幸せそうで、悲しい場面にもかかわらずホッとした気持ちになる。ちょうどローグ・ワンのラストを観たときの心境。

2023/12/07

[TAMA]

なるほど！な二人の親のラブストーリー。カイとゲルダに!(^^)!と思ったり、なぜ、そういう（娘への）対応なの？と思ったり（これは映画でも疑問だった）。アノ石のごろごろした広場のあの賢者たちもやっぱり謎。その異端とみなす思想はどこから現れるんだろう。古い昔からの習わしをくだらないと言い切る世相みたいなものをさしているのかとか。日本の妖怪みたいなもんかしらん。最終両親が娘のために船出し遭難しながらも雄々しく。精霊と共に生きる人々と見えるものを信じる人の間に立つ女王が生まれる前の世界

2021/04/24

[図書室のふくろう]

アナ雪ファンだったら「待ってました！」と言いたい1冊。映画アナ雪観た人は疑問点が多数あったと思いますが、そのモヤモヤっとした気持ちを払拭してくれる"アナ雪“の原点とも言える、両親の出会いとロマンスの物語。こちらも映画化されないかなぁと期待したくなるお話でした。

2021/03/15

[こっとんとん]

ずっと気になっていた裏エピソードが知れて嬉しかった。いドゥナやアグナルの過去を知り驚いたし、真相がしれてスッキリした。

2021/04/18

[ズグリーブ]

ファングッズ的なスピンオフ作品かと思ったら、ちゃんとあの作品世界の“正史”だった。読みごたえ十分。ディズニー映画では難しいようなラブシーンもあってドキドキする。王子が平民（異民族）の娘を一方的に見初める話ではなくて、単に美しさに惹かれる話でもなくて、二人で旅や遊びをしながら恋し合っていく感じがとてもいい。イドゥナがアナぐらい活発でおちゃめな娘さんだったのが分かって楽しかった。「トイレに行きたいのに舞踏室から出られないトナカイのダンス」は見たい。ヨルゲンビョルゲン卿はグッズ化してほしい。ルナ王女も好きだな。

2021/12/06