ＫＣ Ｋｉｓｓ おとなになっても 〈４〉

志村貴子

講談社（2021/01発売）

• サイズ コミック判／ページ数 160p／高さ 18cm
• 商品コード 9784065220566
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

朱里と出会う前から結婚生活には問題があり、それから目を逸らしていたと改めて気付く綾乃。朱里の存在がどうとか関係なく、すでに夫との関係は破綻していたからと別居を申し出る綾乃に、夫は当然、義母もまた「勝手だ」と非難する。その「ずるい」とする反応は、世間の声であり、しかし綾乃は自身の感情を正義に突き進むこともできるはずが、志村貴子はそうはさせない。綾乃を迷わせるのだ。それこそが、この漫画の誠実さだろう。

2021/02/14

[真田ピロシキ]

夫の渉、好かんなあ。気を遣っている、責めてない風な顔をしながら綾乃を追い詰めている。無意識だろうがそうなるよう仕向けてる感じが。表面的には非のないできた人間なのがまた分かりやすくDVや浮気するよりめんどくさい。それで母親はアレだし地獄味のある家。そりゃ逃避したくなると思う。ただ綾乃もやはりあまり好きにはなれなくて、この漫画にどんな思いを抱けばいいのやら。

2022/10/14

[田仲]

ドラマ化して〜ドラマ化〜。 あかりちゃん、あやのちゃんのキャスティング考えるの楽しすぎる〜。菜々緒っぽいけど、もう少し気さくなる感じがいいなぁ。あやのちゃんはガッキーかなぁ。

2021/04/04

[な。]

本屋さんを何件か探したけどなかなか置いてなくて結局ネットでポチッてしまった…こんなに面白いのに！ ちいさな我慢を積み重ねることが、結婚相手に誠実でいることになるのだろうか。自分の感情に蓋をして見ないようにすることが、相手のためになるのだろうか。自分のことは自分がいちばん大切にしてあげないといけないとも思うんだよなぁ…

2021/02/15

[夏]

なんかもうお互いの気持ちの問題だけで言えば、二人もう付き合っちゃえよ。なんだな、というか、そうなんだってことを、お話の中で提示してきてるので、あ、じゃあこの話はそうじゃない、二人の心のとこじゃないところが色々と障害なのかな。と、思うとしんどそうである。けども志村さんの漫画なので能天気に進みそうだが。待っているのは綾乃は社会的制裁とか、あかりは自分の心の中の良心との戦いとか？そしてエリちゃんが物語中どう動くのかっていうの、全然明かしてこないのでどうしても注目してしまう

2021/01/29