無機的な恋人たち

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無機的な恋人たち

  • 濱野 ちひろ【著】
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  • 講談社(2025/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065219454
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

あの『聖なるズー』の著者が、ふたたびタブーに挑む

「人は無機物と愛し合えるか?」

2019年、人間と動物の性愛を描く『聖なるズー』で鮮烈なデビューを果たしたノンフィクションライター・濱野ちひろ。
待望の書き下ろしノンフィクションとなる今作のテーマは、「人と無機物のセックス」。
人は「人以外」と愛し合うことはできるのか?
セックスロボットが普及すると人々のセックス観はどう変わるのか?

AIに恋をする人々が出てきている今だからこそ、
「無機物とのセックス」を通して、近未来社会の「性と愛」を予見する。

【本書の内容】
第一章 シンテティックな愛は永遠に
シンテティクス(合成物質)でできた無機的な妻・シドレと暮らすデイブキャット。
この界隈では世界的に有名な夫婦である「二人」に、
著者は「参与観察(生活をともにして観察・記録する手法)」を試みる。

第二章 裏切りと喪失の経験
妻の不倫によって離婚したジムは、等身大人形のアンナを見つめながら言う。
「アンナは嘘をつかないし、秘密を持たない。唯一無二のパートナーなんだ」
裏切らないことーーそれが等身大人形に求められる最大の美点なのだろうか?

第三章 フェティシストと夫
「僕にとってドールは芸術品なんだよ。関係性はない」と語るジョゼフ。
「僕がショップから救い出したあの日から、ナタリーは幸せなんだ」と語るロジャー。
ドールフェティシストとドールの夫。二人との会話から見えてきた「愛の輪郭」とは。

第四章 ミクの夫として生きる
普段は公務員として働く近藤顕彦にとって、初音ミクは「イジメのどん底から救ってくれた」存在だった。
「我が家のミクさん」との生活を通して社会に波紋を投げかける近藤には、ある信念があった。

第五章 身体を探して
カリフォルニア州サンフランシスコで出会ったミア。
男性から女性になろうとしている最中の、トランスジェンダー女性だった。
彼女はなぜドールを必要とするのか。

第六章 秘密の実験
「絶対に秘密なんだけど」と、デイブキャットは私に言った。
「新しいドールをもう一体買おうと思っているんだ。セックス専用のドールを」

第七章 中国と日本のラブドールメーカー
中国ジーレックス社と日本のオリエント工業。
経営理念が異なる2社の「製造現場」から見えてきたものは…。

第八章 無機物の死
東大阪にある「人間ラブドール製造所」。
そこでは日々、ラブドールの「生と死」が繰り広げられている。
運営する新レイヤへの参与観察。


【目次】

内容説明

人は無機物と愛し合えるか?セックスロボット、等身大人形、初音ミク…『聖なるズー』著者がふたたびタブーに挑む。書き下ろしノンフィクション。

目次

プロローグ
第一章 シンテティックな愛は永遠に
第二章 裏切りと喪失の経験
第三章 フェティシストと夫
第四章 ミクの夫として生きる
第五章 身体を探して
第六章 秘密の実験
第七章 中国と日本のラブドールメーカー
第八章 無機物の死
エピローグ

著者等紹介

濱野ちひろ[ハマノチヒロ]
ノンフィクションライター。1977年、広島県生まれ。2000年、早稲田大学第一文学部卒。著書『聖なるズー』で2019年に開高健ノンフィクション賞受賞。2024年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

54
江戸川乱歩の某作品や映画『ラースと、その彼女』でも取り上げられる人形性愛者。この本はラブドールと生活を共に過ごす人々や人形を作るメーカー、人形になる事や人形を葬る仕事を行う人たちにインタビューを行い、彼らの思考を探るるポタージュである。最初の作者の打ち明け話は「おお、同志よ!」を経験した事がある者としてはニヤリとしてしまう。人形に愛はないが最も美しい状態にする事に尽力するジョゼフ(フェチスト)と人形を一個人として愛しているが彼女の劣化には無頓着なロジャー(夫)との違いや人形に付与されたAIでの受け答え機能2026/01/19

たまきら

32
ああ、「聖なるズー」の人だ、と冒頭の文章で気づきました。私個人は動物に性愛を含むパートナーシップを求める人たちよりは、無機物に愛情を注ぐ人たちの方がまだ受け止める余地があります。支配的な父親のもとで育った男性のエピソードは彼自身が人形のような存在だったのでは?と感じたし、仕事で機械のように扱われるという女性の「ラブドール」になりたいという気持ちにも共感できる。孤独な自己愛にもとれるが、自分を見下さない恋人だという意味では完璧なパートナーではないか。2026/04/06

Tαkαo Sαito

26
ラブドールにここまで奥深い世界が広がっているとは知らなかった。とても興味深く読めて素晴らしいノンフィクション作品だった2025/12/20

ぐうぐう

25
前著『聖なるズー』と同じように濱野ちひろは、人間と人間でないものの恋愛をテーマにする。本書はタイトルからもわかるように、人と無機物との愛だ。ラブドールを中心に(とはいえ、ラブドールひとつをとっても、実に多様な思い、考え、関係性が存在することに驚かされる)、これまた前著同様に取材対象者と信頼関係を構築し、丁寧な取材をしているのが印象的だ。ノンフィクションライターとして、もう一歩踏み込んだほうが良いのでは、と思えることが何度かあるが、あえてそれをせず、(つづく)2025/10/27

佐倉

17
濱野氏の次のテーマは人形との恋愛関係について。デイブキャット氏やロジャー氏のように現実と物語を交差させる触媒の役割を果たすケースもあれば、ジョセフ氏のようにフェティシティズムに寄る人もいる。あるいは初音ミクと結婚した近藤氏のようにフィクトセクシュアルの延長線上に等身大人形が存在する人もおり様々なケースが見られる。逆に人間をラブドールに見立てるコスプレやラブドール供養についても取り上げていく。そこには現実の代替や性欲の対象だけでなく、ある人々にとっては掛け替えのない総体的な現実そのものである可能性を見出す。2026/02/14

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