内容説明
「ひとり」から広がる世界。子どもへの愛に生きた画家とのコラボ絵本第二弾。
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。1952年初めての詩集『二十億光年の孤独』(創元社)刊行。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広い分野で活躍
いわさきちひろ[イワサキチヒロ]
1918年福井県に生まれ、東京で育つ。子どもを生涯のテーマとして描いた。1974年55歳で没。1977年アトリエ兼自宅跡に、ちひろ美術館・東京開館。1997年、安曇野ちひろ美術館開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
54
ひとりひとり。自分が思っていることと重なる部分が多くて、素直に嬉しくなる。ひとりひとり、違う。違うからこそ素晴らしいし、一人ではないのだと。ちひろさんの絵と相まって、これぞ、コラボレーション。明日への希望が灯る。2021/04/28
ちえ
37
あとがきの「今も一人っ子」に頷く。〈ひとりひとり たがいに出会うとき ひとりひとり それぞれの自分を見つける〉そう、出会うから自分を知ることができる。詩人の感覚の鋭さ、言葉の確かさに頷く。そして、いわさきちひろさんの生き生きした子どもたちの絵◆図書館の「谷川俊太郎さんの本」コーナーより◆2025/03/23
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
22
いわさきちひろさんの絵に、谷川俊太郎さんが詩を添えて、画集のような詩集。第二弾です。巻末に収録画一覧があり出典されている本も載っていました。こちらは絵も載っているので、第1弾よりも分かりやすくなっています。2020/11/26
ヒラP@ehon.gohon
21
ぼんやりとした風景の中から、子どもの息吹が浮かび上がってくる、そんないわさきちひろさんの絵を集めた絵本です。そこに谷川俊太郎さんの詩が、ピッタリと収まっています。ひとりっこだという谷川さんですが、友達いっぱいの詩だと思います。2024/05/08
ツキノ
21
2020年11月刊。いわさきちひろ×谷川俊太郎第二弾。今回の詩は書き下ろしではなく、2006年発表の詩から。巻末に収録画一覧あり。「今も一人っ子」というエッセイのようなあとがきがいい。(E18)2021/01/18