出版社内容情報
緑の切妻屋根の家、グリン・ゲイブルスを舞台に、
アンが大まじめで引き起こす大騒動が、みんなをしあわせに!
1952年、村岡花子によってはじめて日本に紹介された『赤毛のアン』。
親子3代で人気のある村岡花子の美しい訳が、邦訳70周年の2022年、これから読み継ぎたい改訂版となりました。
気鋭のイラストレーター北澤平祐と人気の装丁家・中嶋香織とによる、
クラシカルかつ可愛い装丁で、名作がよみがえります。
プレゼントにも、自分で持っているにも、ぴったりの一冊です。
<中学生以上の漢字にルビつき>
内容説明
美しいプリンスエドワード島へようこそ。ここには、孤児のアンが恋こがれていた家、グリン・ゲイブルスがあるのです―。
著者等紹介
モンゴメリ,ルーシー・モード[モンゴメリ,ルーシーモード] [Montgomery,Lucy Maud]
1874年11月30日~1942年4月24日。カナダの小説家。生まれ育ったプリンスエドワード島を舞台にした『赤毛のアン』は、アンの子どもたちが活躍するお話までえがかれ、世界中で読みつがれている。日本では、村岡花子の翻訳により紹介され、大人気を博した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
harupon
20
これまで読むことのなかった名作読了。きっかけは柚木 麻子著『本屋さんのダイアナ 』の中で『赤毛のアン』~『アンの愛情』が紹介されていた。図書館予約順番が早かったこの単行本を読みました。次からは文庫本で『アンの青春』読みます。2022/06/08
はるき
14
著者の評伝を読んで、懐かしくなって読んでみました。何度でも夢の世界へ誘ってくれる。時間を忘れて没頭させてくれる。いくつになってもアンが大好きです。2022/10/01
hrn
2
バラが咲き新緑の芽吹くこの5月に『赤毛のアン』を読んだのは、とてもピッタリだった。アンの喋ること喋ること!もう自分はマリラ側で見てしまうので、あっという間に成長していくアンに、自分のよく喋る幼い娘を重ねてしまう。幼い頃に読んだらどうだっただろう。赤毛のアンといえば「腹心の友」と思っていたが、まさかこんなダイアナと初めて会ったその日の、会話の一言目で腹心の友にならないか訊ねるとは…。2人の仲睦まじさが可愛い。2023/05/23
Elly Yamada
1
子供の時から大好きな『赤毛のアン』。 新しくリニューアルされて読みやすくなった。 この本は、やはり村岡さんの和訳が一番美しいと思う。2024/07/30
kumami
1
何度読んでも、どこから読んでも楽しい。空想ばかりしている幼い女の子だったアンが、マリラとマシュウの愛情を体いっぱいに受け、ダイアナという腹心の友を得て、 思いやりのある女性に成長していく。今のようにSNSもない、古い人間関係の世界だけれど、人間臭さがあるし、おせっかいの中にも愛情があるように思う。ギルバートとの確執はずいぶんと長いこと続いたけれど、これもアンの性質ゆえか。そんなに意地を張り続けるのも疲れるだろうにと思いつつ、最後は時間が解決してくれたかな。2023/03/25
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