出版社内容情報
海くんの通う中学校が夏休みに入り、二人で図書館デートする時間も増えて、世々はさらに楽しい毎日を
過ごしていました。そんなある日、世々は海くんに、夏祭りに誘われました。人間嫌いなお姉さんたちを説得したのはいいものの、浴衣姿にうまく変身できず、一人で悩んでいた世々に助け船を出してくれたのは、海くんの同級生の、相沢さんでした……。
<小学校中級から、すべての漢字にふりがなつき>
内容説明
海くんの中学校が夏休みに入り、二人で図書館デートする時間も増えて、ますます楽しい毎日です。ある日のこと。世々は海くんに、夏祭りに誘われました。せっかく人間嫌いのお姉さんたちを説得したのに、浴衣姿にうまく変身できず、世々は一人で悩んでいました。そこで助けてくれたのは、海くんの同級生の相沢さんでしたが…。小学中級から。
著者等紹介
野村美月[ノムラミズキ]
福島出身。作家。作品に「文学少女」シリーズ、「むすぶと本。」シリーズ、『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』(いずれもファミ通文庫)など
U35[U35]
島根県生まれ。書籍のさし絵や、漫画、ゲームのキャラクターデザインを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mu@仔羊堂
14
はー、胸がきゅんきゅんしますた。シリーズ2巻目。 前巻では可愛らしさや楽しさがメインだったけど、この巻では切ない成分が満開ですね。ある意味作者の本領発揮とも言えるのでは。灯理ちゃんと由鷹くんのけんか話もそうだし、海くんが東京に行った後の展開とか、彼の事情とかほんと切なすぎる。それでも作者ならばきっとハッピーエンドにしてくれると信じられた。もちろん、高校後のことにもきっとなんとかしてくれるのではと思う。早く続きが読みたいです。2020/11/17
真白優樹
10
夏休みとなり世々と海君が夏祭りでデートしたりする中、ふとした切っ掛けで世々と海君がすれ違ってしまう今巻。―――今はまだ言えないけれど、この胸の想いだけはきっと変わらない。 友人同士の仲を取り持とうとしたり、夏祭りでデートしたり。少しずつ愛を深めていく二人が一時離ればなれとなり、すれ違ってしまう今巻。言えなかったのは初めてだったから、未熟だったから。そんな二人がすれ違いもう一度手を繋ぐ巻であり、正に青春真っ盛りなピュアで尊い恋愛が絵本に彩られ綴られる、面白いとしか言えぬ巻である。 次巻も勿論楽しみである。2020/10/21
うさっぴ
7
あまい〜初々しい〜。相沢さんと由鷹の恋愛模様がすごく気になる。世々と海くんはこれからもずっと一緒にいられるのだろうか……。2021/11/08
ゆぽんぬ
6
そうして、二人並んでデートをするのだ。秋も、冬も、春も、夏も、図書館で。2021/07/04
藤崎
6
温かくてふわふわと、透き通ってきらめいて、胸の中から赤い感情が溢れてくるような2人のお話2巻目。今回も見ていてほっこりとかはらはらとか一喜一憂しちゃう展開。そして1巻で仄めかされていた家庭の事情が明かされたりしましたが、根本的には1巻と同じく小さな大事件というか、ちょっとした事にも真剣に悩んだりその分喜んだりするのを見てこっちも自然と応援したくなるような、共感に惹き込む魅力が素晴らしかったです。そんな2人のこれからの秋と冬と再びの春と夏も、そしてその先も。是非見てみたくなるお話でした。続刊あると嬉しいです2020/10/15
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