出版社内容情報
目前に迫った人類危機(気候変動、AI進出、ウイルス禍)を乗り越えるには「現人間」を脱する以外にない。それを果たす生き方とは?
【第一章 人間の出発】人間とは何か/人間を忘れた「人間」/認識がすべての始まり/神とは何か/愛は苦難を伴う/文明の本質 etc.
【第二章 人間の証明】大衆は審判者か/魂の宿るもの/肉体は器/差別が文明を創った/愚かさは強い/逆説に生きる etc.
【第三章 人間の本源】不可能なものが欲しい/狂気と人間/青春の苦悩はもはやない/反幸福のすすめ/過酷さと優しさの均衡 etc.
【第四章 人間の歴史】神の模倣/性と暴力/悪徳の始まり/無駄が人間なのだ/畏れは知識のはじめ/肉体を拒絶する何ものか etc.
【第五章 人間の超克】魂と肉体の興亡/生は未完の死/逆さまに生まれた人間/愛は所有しない/「負い目」と発展 etc.
【第六章 人間の面目】面目とは何か/レデー・メードの死/不平等に敬意を/武士道とキリスト教の融合/宗教の終わりetc.
【第七章 人間の未来】名前を持つこと/全員一致の嘘/正気という無気力/人間は地球の黴/人間は何かに宿る etc.
【第八章 人間の終焉】人間という傲慢さ/AIの告げること/善とは何か/ただ独りで生き、ただ独りで死ぬ/絶点を想え etc.
目次
第1章 人間の出発
第2章 人間の証明
第3章 人間の本源
第4章 人間の歴史
第5章 人間の超克
第6章 人間の面目
第7章 人間の未来
第8章 人間の終焉
著者等紹介
執行草舟[シギョウソウシュウ]
昭和25年東京都生まれ。立教大学法学部卒業。実業家、著述家、歌人。戸嶋靖昌記念館館長。執行草舟コレクションを主宰。洋画家戸嶋靖昌と深い親交を結び、画伯亡き後、全作品を譲り受け、記念館を設立。日本菌学会終身会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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