講談社学術文庫<br> 神話と歴史叙述 (改訂版)

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講談社学術文庫
神話と歴史叙述 (改訂版)

  • 三浦 佑之【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065209561
  • NDC分類 910.23
  • Cコード C0195

出版社内容情報

書きのこされた「歴史」は、現実に営まれた事実としての「歴史」とイコールではない。神から人へと直線的な時間で編まれた日本書紀と、神がみと人間の時間が併存する古事記。天皇の婚姻系譜における父系と母系。クーデターの正統性と敗者への視点……。過ぎ去った時間を手中におさめたい意志が歴史を編集する。神話と歴史をともに表現行為ととらえ、古代の世界観を検討する。
ベストセラー『口語訳 古事記』を生み出すことになる、通説への疑義と考察に満ちた一冊を大幅にアップデートして文庫化!



内容説明

書き残された「歴史」は、現実に営まれた事実としての「歴史」と同じではない。神から人へと直線的な時間で編まれた日本書紀と、神がみと人間の時間が併存する古事記。天皇の系譜における父系と母系。クーデターの正統性と敗者への視点…。過ぎ去った時間への意志が歴史を編集する。神話と歴史を表現行為ととらえ、古代の世界観を検討する。

目次

第1部 歴史叙述の方法(『日本書』から日本書紀へ―史書の構想と挫折;日本書紀の歴史叙述;古事記の歴史叙述;母系残照―古事記・日本書紀の婚姻系譜;天皇の役割―夢見と呪性)
第2部 歴史としての起源神話(起源としての笑い;イケニヘ譚の発生―農耕の起源;青人草―人間の誕生と死の起源;交わる人と神―境界としての“坂”;起源としての生産・労働・交易)

著者等紹介

三浦佑之[ミウラスケユキ]
1946年、三重県生まれ。千葉大学名誉教授。専攻は古代文学、伝承文学。古事記研究の第一人者にして、通説にとらわれない斬新な論を展開しつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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わたなべよしお

16
 前半に置かれている古事記と日本書紀の話は悪くはないが、三浦先生の別の本を読んだ方が良いと思う。むしろ、「笑い」や「イケニエ(生贄)」に関する考察の方が断然、面白い。個人的にはイケニエ譚とその後に語られる稲作、日本人にとって稲作がいかなるものであったのか、について語られることはまさに卓見。ハッとさせられる内容で思わず納得してしまった。2022/05/06

kungyangyi

0
細かいが、なかなか面白い。/古事記と日本書紀の違いを、メディアとしての観点から考察している、冒頭の数章が面白い。後半の記紀神話の象徴分析(?、あるいは構造分析?)は、よくある分析でそれほど面白くない。2021/07/19

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