星海社FICTIONS<br> ステイホームの密室殺人〈2〉コロナ時代のミステリー小説アンソロジー

個数:

星海社FICTIONS
ステイホームの密室殺人〈2〉コロナ時代のミステリー小説アンソロジー

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月12日 11時24分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065209141
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「ステイホームの密室殺人」をテーマに、新しい日常下ならではの新しいトリックや殺意、不可思議な事件、探偵や犯人像を人気小説家が競作!

内容説明

一瞬で変わってしまった日常を舞台に、さらなるミステリー界の珠玉の才能たちが競演する「ステイホームの密室殺人」、待望の第2巻!新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中の男子高校生が刺殺体で発見された。密室殺人の謎を追いかけた末に友人たちが行き着いた、彼の死に込められたメッセージとは?乙一のせつなさと天才が爆発する傑作。(乙一「ステイホーム殺人事件」)。外界との接触をすべて断ち、引きこもった潔癖症一族の家長がリモート家族会議中に刺殺された。潔癖症の家族がなぜ人を刺殺できたのか、そして密室はいかにして作られたのか、二つの謎にリモート探偵が挑む!(佐藤友哉「潔癖の密室」)。自粛休業中で無人のメイド喫茶で、店長が死体となって発見された。密室と化した店内の謎を、メイド探偵とメイド喫茶オタクの二人が解き明かす!(柴田勝家「すていほぉ~む殺人事件」)。自粛警察がはびこる「新しい日常」下、ボランティア読み聞かせ会の開催で世間から中傷を受け、沈黙していた児童作家が満を持して新たに朗読会を開催した。脅迫状が送りつけられる中、彼が読んだものとは―!?(法月綸太郎「題名のない朗読会(抄)」)。ステイホーム期間中、コロナ陽性者が出たマンションで起きた飛び降り事件。その死は自殺か他殺か、謎めいた動機をめぐってコロナ時代ならではの推理が迫る!(日向夏「迷惑な殺人者」)。保育園休園のあおりを受け、遠隔見守りサービスを使って子育てする夫婦。ある日、監視カメラの目をくぐって息子が死んでしまう事件が起こるが、その裏には恐るべき真相が隠されていた―!(渡辺浩弐「末恐ろしい子供」)。

著者等紹介

乙一[オツイチ]
1978年福岡県生まれ。17歳の時に『夏と花火と私の死体』でジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞し、デビュー。2003年には『GOTH リストカット事件』にて第3回本格ミステリ大賞を受賞

佐藤友哉[サトウユウヤ]
1980年生まれ。2001年『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』(講談社ノベルス)で第21回メフィスト賞を受賞しデビューする。2007年『1000の小説とバックベアード』(新潮社)で第20回三島由紀夫賞を最年少で受賞。著作多数

柴田勝家[シバタカツイエ]
SF作家。1987年東京生まれ。成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻博士課程前期修了。在学中の2014年、『ニルヤの島』で第2回ハヤカワSFコンテストの大賞を受賞し、デビュー。2018年、「雲南省スー族におけるVR技術の使用例」で第49回星雲賞日本短編部門受賞

法月綸太郎[ノリズキリンタロウ]
1964年島根県生まれ。京都大学法学部卒業。1988年、『密閉教室』でデビュー。2002年「都市伝説パズル」で第55回日本推理作家協会賞短編部門、2005年『生首に聞いてみろ』で第5回本格ミステリ大賞小説部門を受賞。他著多数

日向夏[ヒュウガナツ]
小説家。福岡県出身。投稿サイト「小説家になろう」にて活動、2012年に『薬屋のひとりごと』(主婦の友社)でデビュー

渡辺浩弐[ワタナベコウジ]
小説家。ライター。ゲーム制作会社(株)GTV代表を務める。代表作に「ゲーム・キッズ」「iKILL」の各シリーズ(ともに星海社FICTIONS)、『吐田君に言わせるとこの世界は』(講談社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゼロ

118
ステイホーム密室殺人のテーマで、太田さんが作家に執筆を求め、6人の作家の短編をまとめたものです。乙一さんの「ステイホーム殺人事件」は、短編ながらもコロナ禍である状況をミステリに落とし込んでいた。リモートをしているからこそのオチがあったり、コロナだからこその苦しみもあり、見事でした。次に佐藤友哉さんの「潔癖の密室」は、コロナ後の未来を描いています。ミステリとしては、王道でした。コロナを突き詰め、潔癖症になった一家に起きる悲劇。なかなか面白かったです。他にも作家性のある作品があり、楽しむことができました。2020/12/13

yukision

78
コロナ禍での密室殺人アンソロジー第二弾。コロナ真っ只中の世界だけでなく,コロナで変貌した近未来を描いた作品もあり興味深い。中でも意外な展開と軽快な文体の「迷惑な殺人者」が良かった。2022/02/15

aquamarine

77
好みの作家さん目当てで手に取ったが、どうしてもステイホームとなるとリモートが主体になり、実生活と重なって読むのがどんどん辛くなってしまった。そんな中で、初読の日向さん「迷惑な殺人者」は綺麗なミステリで好みだった。一番の目当ての法月さん「題名のない朗読会(抄)」は置いていかれて実は3度も読んだ。自分でそれなりに解釈した後、あとがきから彼がどんな状況だったかを知り、涙が出た。こんな異常事態では誰もがきっと今までと同じではいられない。あの時は大変だったね、と笑い話のように振り返られる日が一日も早く来ますように。2020/10/29

さっこ

71
シリーズ第2弾。初読みの作家さんが三人いて期待して読みました。総じて面白かったです。乙一さんの作品が切なかったな。日向夏さんの作品も面白かった。バラエティに富んだ作品集。法月さんは...よく分からなかった。2021/09/25

ごみごみ

70
前作同様、ステイホームをテーマにした殺人事件が6編。切ないラストが印象的な乙一さんの「ステイホーム殺人事件」美しいメイド探偵が活躍する柴田勝家さんの「すていほぉ〜む殺人事件」近未来にありそうな不思議な時空間を描いた渡辺浩弐さんの「末恐ろしい子供」この3作品が好みだったな。法月綸太郎さんの「題名のない朗読会(抄)」のオチがよく分からなかった・・2021/05/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16552232
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品