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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
66
文化祭で美津未のクラスは「サウンド・オブ・ミュージック」を上演することになり、聡介も役者として駆り出されるが、美津未は生徒会の仕事でクラスの演劇に関われる時間が取れない。文化祭の喧噪感の中で聡介と美津未が適度な距離感を持ちつつ相手のことを考える時間が取れたのは良かったと思う。聡介の母親が3歳の弟を連れて学校に来るものの、梨々華の「襲来」によって追い返されてしまう。梨々華にコアリクイのポーズで立ち向かった美津未が笑えた。聡介も梨々華も過去の経緯が少しずつ明らかになってきており、この後も続けて読んでいきたい。2023/04/29
るぴん
32
レンタル。1〜4巻通読。友人のおすすめ本。みんなそれぞれ悩みつつも頑張っていて、いい子ばかり!高校生達の物語だけど、恋愛メインじゃないのがいい。今後の展開はわからないけれど…。志摩くんにかかっていた靄を、自覚のないままみつみが取っ払っているのがいいなぁ。ナオちゃんとおミカも何だかいいコンビ。私の推しは、演劇部の兼近先輩♪2023/08/14
アマニョッキ
31
文化祭編。よい!本当によい!あまねく人に薦めて歩きたい。2020/09/06
ぐうぐう
28
第4巻は、まるまる文化祭編。日常の中のさりげない優しさや思いやりがじんわりと沁みる本作において、年に一度の文化祭は非日常、まさしくハレとしてある。でも、ハレだからこそ滲み出る気持ちや考えがあることを、日常のそれと同じ手法で高松美咲は正々堂々と描く。梨々華を安易なヴィランにするのではなく、その弱さをきちんと描くことで、高松は優しさという手を彼女にも差し伸べるのだ。「なんでもない また明日!」そう呼べる特別を噛み締める幸せったら。2024/05/18
イーダ
20
文化祭!読み終わって見るとほぼほぼ志摩くん回でしたー。志摩くんの過去や葛藤が見られて、なぜあんなイケメンなのに気ぃ使いなのかがわかりますね。他の子たちも色々あるけど、本当に良い子ばっかりで見ていて嬉しい。2023/08/27