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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
59
文化祭で美津未のクラスは「サウンド・オブ・ミュージック」を上演することになり、聡介も役者として駆り出されるが、美津未は生徒会の仕事でクラスの演劇に関われる時間が取れない。文化祭の喧噪感の中で聡介と美津未が適度な距離感を持ちつつ相手のことを考える時間が取れたのは良かったと思う。聡介の母親が3歳の弟を連れて学校に来るものの、梨々華の「襲来」によって追い返されてしまう。梨々華にコアリクイのポーズで立ち向かった美津未が笑えた。聡介も梨々華も過去の経緯が少しずつ明らかになってきており、この後も続けて読んでいきたい。2023/04/29
るぴん
31
レンタル。1〜4巻通読。友人のおすすめ本。みんなそれぞれ悩みつつも頑張っていて、いい子ばかり!高校生達の物語だけど、恋愛メインじゃないのがいい。今後の展開はわからないけれど…。志摩くんにかかっていた靄を、自覚のないままみつみが取っ払っているのがいいなぁ。ナオちゃんとおミカも何だかいいコンビ。私の推しは、演劇部の兼近先輩♪2023/08/14
アマニョッキ
30
文化祭編。よい!本当によい!あまねく人に薦めて歩きたい。2020/09/06
イーダ
20
文化祭!読み終わって見るとほぼほぼ志摩くん回でしたー。志摩くんの過去や葛藤が見られて、なぜあんなイケメンなのに気ぃ使いなのかがわかりますね。他の子たちも色々あるけど、本当に良い子ばっかりで見ていて嬉しい。2023/08/27
JACK
17
☆ 高校1年の文化祭、美津未のクラスの出し物はミュージカル。でも彼女は生徒会の仕事が忙しく、クラスの仕事まで手が回らない。疲労から眠ってしまって…。様々な出来事が起こって、傷付いたり傷付けたり、辛かったり、楽しかったり、そんな全てが青春だなぁと思わされます。傷付いた美津未を思いやる志摩くん、演劇部の兼近先輩の満足げな笑顔、梨々華の志摩くんへの屈折した想いが明かされるシーンは素晴らしかった。オススメです。2023/09/02