出版社内容情報
大学生の松波与一は、気がつくとオンラインゲーム【グラナシエールの創世】の世界にいた――自らの分身であるプレイヤーキャラクター【宵月】として。ボス戦で死んだ直後、画面に現れた男に「招待」されたのは覚えているが……これは最新のVRゲームか何かだろうか。それにしてはログアウトもできないし……。戸惑う宵月だったが、森で出会った双子のケモ耳少女・レフとライ、そして半竜人のジェイスとパーティーを組み、この世界を探索しはじめる。
【宵月】の職業は上級職の【魔道学者】だ。装備するのは、超難関クエストで入手したアイテムであり、神の叡智の一片とされる最強の魔道書――通称「星空の書」。最強装備を揃えるほどに遊び尽くしたはずの世界なのに、辿り着くのは見覚えのない街ばかり。戸惑いながら進むうち、自分と同じく【こちら側の世界】に連れてこられたプレイヤーたちの存在を知る。連れてこられたということは、戻ることだってできるんじゃないのか……!?
コツコツ頑張る系主人公が、家族ため、仲間のために東奔西走。オンラインゲームに魅せられた者がいざなわれる【グラナシエール】の世界と、伝説の魔道書の秘密とは。
色彩豊かなゲームの世界で、一緒に旅するファンタジー!
内容説明
大学生の“俺”は、気がつくとオンラインゲーム“グラナシエールの創世”の世界にいた―自らのPCである魔導学者・宵月として。ログアウトもできず、右も左も分からないゲームの世界。森で出会った双子の獣耳少女レフとライ、半竜人の青年ジェイスと行動を共にし、手探りの冒険が始まった。宵月の武器は、神の叡智を宿す三冊の魔道書のなかでも最強の“瞑闇の書”―通称“黒本”。旅を進めるうち、残りの“赤本”“白本”を持つプレイヤーたちもこの世界に来ていることを知り―!?
著者等紹介
笹野ちまき[ササノチマキ]
岡山県岡山市出身。非現実系、ファンタジー系、ゲームテイスト系小説を主に小説投稿サイトにて執筆中。『星空の魔道書と灰色の竜』がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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