出版社内容情報
勝海舟、大久保利通、西郷隆盛、木戸孝允、伊藤博文ら数々の英雄たちが天皇を支え、築き上げた新国家・明治日本。
明治日本を知らなければ、現代の日本はわからない。
明治を形作ったひとり一人の素顔、新天皇の東京入城に沸いた庶民の姿、文明開化、岩倉使節団の珍道中に始まり、西南戦争、台湾出兵と世相は徐々に血なまぐさくなっていく。
軍部の強化に努めた新生日本は遅れてきた帝国主義国として列強の後を追い、日清戦争、日露戦争へと突入していく――。
激変に次ぐ激変、日本史のなかでもっとも面白く、生き生きとした時代の記録。
目次
どっちがホンモノ?2枚の「大政奉還絵図」
徳川家茂、孝明天皇の急死と「暗殺説」の真相
幕府軍を追い詰めた「錦の御旗」を創作した男
江戸城開城!大奥千人の美女はどこへ消えた?
函館陥落!敵将・榎本武揚「投降」の手みやげ
廃藩置県―二七〇藩を「恩讐」で再編した新政府
飛脚から電信へ 文明開化で郵便ポストに小便する人
「日本人は小便臭い!」岩倉使節団男女一〇七人の珍道中
混浴は禁止!ガス灯、学制、牛肉食、鉄道敷設
農家の次男、三男たちの「徴兵逃れ」マル秘作戦〔ほか〕
著者等紹介
関口宏[セキグチヒロシ]
1943年、東京生まれ。1963年NET(現テレビ朝日)シオノギ劇場「お嬢さんカンパイ」でデビュー。幅広いジャンルの番組で司会者として活躍
保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業。ノンフィクション作家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。昭和史の実証的研究を志し、延べ4000人もの関係者たちに取材してその肉声を記録してきた。個人誌『昭和史講座』を中心とする一連の研究で、第52回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みなみ
Sakie
ムーミン2号
鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)
えぬ氏もわるよのぉ