出版社内容情報
IT;;新型コロナウイルス;グーグル;アマゾン;フェイスブック;アップル;AI;シンギュラリティ;自動運転;ロボット;ギグ・エコノミー;ジョブ・オートメーション;テレワーク;GAFA;新井紀子;;;;
内容説明
AIが切り開く未来は本当に人間を「幸せ」にするのか。世界的な景気後退と雇用不安が危惧される中、「これから起こること」。
目次
第1章 誰のための技術革新なのか?―AIに翻弄される世界の労働者たち
第2章 自動運転車はなぜ人に憎まれるのか?―ギグ・エコノミーの先にあるもの
第3章 AIロボットの夢と現実―我々(人間の労働者)と競う実力はあるのか?
第4章 医療に応用されるAI―人から学ぶ人工知能は人(師)を超えられるのか?
第5章 私たちの生産性や創造性はどう引き出されるのか―グーグルとアマゾンの働き方改革
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
86
仕事の未来というよりも近い将来における社会がどのような状況になっていくのかをかなりきめ細かな視点で書かれていて参考になりました。また、ウーバーとグーグルの裁判なども面白く読めました。もう少し一般的な人々の働き方がどのように変わっていくのかを知りたい気がしました。2021/03/07
kubottar
23
ウーバーがいかに浸透していったかの話が面白かった。当たり前だけど既得権益にどっぷりつかった層と戦うのが難しい。2021/01/07
大先生
13
「ディープラーニング」を機能させるにはあらかじめ「機械学習」で訓練する必要がありますが、その9割以上は「教師あり学習」。つまり、人間が大量の画像データ等をAIに一つ一つ教えているんです。それを担っているのはインドや中国などの貧困層。AI産業の現場は、まるで、大正時代の『女工哀史』のようだと…。そんな話から始まり、自動運転、AIロボット、AI医療、グーグルとアマゾンの働き方等などについて、最近の情報をまとめてくれています。アマゾンというかベゾス氏怖い。社内ダーウィン主義…合わなければ淘汰されるわけで(苦笑)2021/03/18
Sam
8
当たり前だけど、AIは人間にとって幸せをもたらすのかそれとも不幸をもたらすのかなんていう二者択一の議論はあまり意味がないわけで、本書はその辺を踏まえながら現実を見据えつつ未来のあり方を探ったものというふうに理解しました。スッキリ感はないけどいろいろ考える参考にはなりました。2020/05/22
としP
6
近未来のAI商品・サービスを紹介。そして、それらはGAFAで先行していること。2021/08/16