出版社内容情報
少年時代を独り野生児として育った「虎」が、畑を荒らして村人に捕まってしまう。処刑されそうになるところを四郎という少年に命を救われる。天草四郎と虎の出会いだった。そのころ、九州の島原と天草の切支丹に対する迫害は苛烈を極め、四郎の父親らを首謀者にして公儀への反抗が企てられつつあった。他方、老中・松平信綱は、三代将軍・家光の治世に不安を抱いていた。江戸に幕府が開かれて三十有余年、天下は徳川家の下に本当に治まっていると言えるのか。歯向かう大名家は無くとも、民草はまだ治まっていない。信綱の心の中に潜む闇が蠢く……。
内容説明
森の中で独り生き抜いてきた野生児「虎」が村人に捕まり、少年に命を救われる。天草四郎と虎の出会いだった。当時、九州の島原と天草の切支丹に対する迫害は苛烈を極め、四郎の父親らは公儀への反抗を企てていた。他方、老中・松平信綱は、三代将軍・家光の治世に不安を抱き…。島原の乱を描いた快作!
著者等紹介
矢野隆[ヤノタカシ]
1976年福岡県生まれ。2008年『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞。その後、『無頼無頼ッ!』『兇』『勝負!』など、ニューウェーブ時代小説と呼ばれる作品を手がける。また、『戦国BASARA3 伊達政宗の章』『NARUTO‐ナルト‐シカマル新伝』といった、ゲームやコミックのノベライズ作品も執筆して注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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