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出版社内容情報
幼なじみの黒崎千冬に別れを告げられて１年。
俺は千冬との復縁を望みつつも、話しかけることすらできないでいた。
そんなある日、
「先輩、あたしと付き合ってください！」
俺は千冬の妹でモデルの美夏に交際を申し込まれた。
話を聞けば、美夏は俺に恋をしているのではなく、男子に言い寄られないように恋人のふりをしてほしいだけらしい。
演技とはいえ元カノの妹と付き合うのは気まずいが、美夏に
「あたしと付き合えばお姉ちゃんと仲直りできますよっ」
と告げられ、恋人を演じることにした。
ところが美夏は演技とは思えないほどグイグイ迫ってきて――。
ちょっぴりえっちでウザ可愛い元カノの妹と送る、青春ラブコメ！
内容説明
幼なじみの黒崎千冬に別れを告げられて１年。俺は千冬との復縁を望みつつも、話しかけることすらできないでいた。そんなある日、「先輩、あたしと付き合ってください！」俺は千冬の妹でモデルの美夏に交際を申し込まれた。話を聞けば、美夏は俺に恋をしているのではなく、男子に言い寄られないように恋人のふりをしてほしいだけらしい。演技とはいえ元カノの妹と付き合うのは気まずいが、美夏に「あたしと付き合えばお姉ちゃんと仲直りできますよっ」と告げられ、恋人を演じることにした。ところが美夏は演技とは思えないほどグイグイ迫ってきて―。ちょっぴりえっちでウザ可愛い元カノの妹と送る、青春ラブコメ！
著者等紹介
猫又ぬこ［ネコマタヌコ］
第７回ＨＪ文庫大賞からデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
12
幼馴染に振られて一年、復縁を望む少年がモデルを務める彼女の妹に偽装彼氏を依頼され始まる物語。―――絡まり縺れる恋心、近くて遠い心は誰のもの？ 心の中に恋を秘め、それでも彼の恋を応援する。二つの応援が交錯し秘めた恋心が縺れる、明るさの中にほんのりとした影がある物語であり中々に切なく報われなさもある読み応えのある物語である。真っ直ぐな思いは只一人へ。お互いを見ているようで見ていない、この薄氷の上に成り立つ危うい関係は果たしてどんな方向へと進んでいくのか。彼の想いは叶うのだろうか。 次巻も須らく期待である。2020/04/02
リク@ぼっち党員
8
○○の妹が最近流行ってるなぁ。元カノとその妹だけど、普通に仲良し姉妹で基本的に妹と姉と一緒に行動しているので元カノって設定はこの巻では活かしきれていなかったかな。ラストでその辺が拗れてきそうか？ あとヒロインは後輩系の強みを存分に発揮していて可愛いんだけど、いまいち主人公を好きになれなかった。人としてはいい奴なんだろうけど、ラブコメ的に見ると読者は美夏を贔屓にしちゃう中でのこの鈍感さ。全くぶれることのない心持ち。この設定で一途は罪だぞ。美夏になんとか救いを…。2020/04/04
椎名
6
三人のやりとりは可愛く楽しかったのだが、盛り上がりきらないまますとんと終わってしまった印象で、もう一つ何か欲しかった。2020/04/24
熱東風(あちこち)
5
中々に面白かった。／からかい系･姉妹系･偽装恋人から本気になる系…ベタな設定てんこ盛りのラブコメだけど、好きなものは好き。／活発な妹に振り回され気味のおっとり型の姉。どちらもいい娘なので応援したくなりますね。／主人公の思考回路がトラウマのせいかどこかピントがずれていて、クスリと笑いを誘われる。この先生の過去作品もそうだったけど、人の恋路を応援するお話はそういう作風が特徴なのかな。／余談ながら素で「～（だ）ぜ」という言葉遣いをする男が妙に不自然。／とまれ、続きも楽しみです。2020/04/21
りのん
5
元カノの妹でちょいウザな美夏が作る賑やかで楽しい雰囲気に和みつつも奥に複雑な三角関係が見え隠れして、面白い青春ラブコメでした。千冬もいい人なのは間違いないんでしょうが、現時点だとどうしても美夏に肩入りしてしまうのでなんとか希望を持たせてほしいけど果たしてどうなるか…。ボリューム増やしてもう少し美夏や千冬を深掘りしてほしい気はしましたが、ラブコメとしては今くらいがちょうどいいのかもしれませんね。そのあたり含め次巻が発売されることを願いつつ楽しみにしています。2020/03/30
