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出版社内容情報
名人・クイーン戦に挑む千早。アクシデントを乗り越え迎えた第一試合、爪痕は残したものの詩暢の隙のない取りを前に、落としてしまう。一方新は、周防名人と対峙しても臆することなく、一勝をもぎ取る。第二試合、千早は詩暢にある作戦を仕掛けるが――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
84
白熱するクイーン戦。戦ううちに千早がまた一段と強くなり詩暢とその世界を共有して取る初めての相手になった。百人一首奥深いな。2020/09/25
ネギっ子gen
77
「三十一文字の、その先へ――。」という惹句と本編を先取りする表紙がいいねぇ。可愛らしい。本巻は、袖の著者の言葉が良かった。<新型コロナウイルスに苦しむ世界。みなさんはお元気ですか。苦しいけど、百人一首は千年の間、様々な流行病を見てきて、それでもなお人々に愛されて、私たちの手元にあるんだと、その事実が不思議と勇気づけてくれるんです>と。その通りですね。この言葉に、励まされました。名人・クイーン戦の第二試合。決着はまだまだ先になりそうで、「おまけ4コマ」から推測するに1年後に、太一VS新で名人戦かなぁー、と。2020/05/18
くりり
76
詩暢と歌人の世界に踏み込む千早、でも嫌われたら札は取れない。ここからの展開は怒濤の攻めがるたで!!2020/08/09
抹茶モナカ
75
クイーン戦をメインにした巻。千早の成長が凄いんだけど、孤独な志暢ちゃんの方を応援してしまう。猪突猛進な主人公の千早に求心力を感じない。やはり、陰影って大事だ。と言うか、結局、スポ根モノである以上、現クイーンは負ける運命にあるから、敗者に気持ちを寄せてしまう日本人的な読み方を僕がしてるだけか。なんか、この漫画、飽きて来た。2020/05/23
tamako
68
理系なので全然古典の知識無く、でも楽しく読める歌と歌人と勝負。ああ、終わってほしくないお話!2020/05/14