講談社ラノベ文庫 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術〈１３〉

むらさき ゆきや【著】

講談社（2020/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 324p／高さ 15cm
• 商品コード 9784065194454
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

突如としてリフェリア王国に宣戦布告してきたゲルメド帝国によって王は戦没し、王城は占領されてしまった。そのうえ、レムが敵の魔導機兵に攫われかける。内心では平和を望んでいたディアヴロだったが、魔術により敵兵を撃破するのだった。救出には成功したものの戦局は劣勢が。覆すには、単独で乗りこんでの奇襲しかない。「これより、王城グランディオスまで“転移”にて乗りこむ！」来る決戦！とうとうシルヴィの秘密が明らかに！？魔王クルムがファルトラ市を旅立つ。離反した王宮騎士団ノアの動向は…！？やがて世界を震撼させる魔王（演技）が、絶対的な強さで突き進む異世界冒険譚、第十三幕！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

突如として宣戦布告してきたゲルメド帝国によって王は戦没し、王城は占領されてしまったリフェリア王国。攫われそうになっていたレムの救出には成功したものの、依然として劣勢が続く第十三弾。戦況を覆すため王城グランディオスに転移で乗り込むことを決意するディアヴロに、ファルトラ市からやってきた魔王クルム、王国から離反していた王宮騎士団ノアの真意。皇帝はなかなか強敵そうですが、ディアヴロ以外にも転生者がいたのにはビックリです。うまく補い合って仲間として機能できるかどうか、アリシアがどうなるのかも気になるところですね。

2020/05/29

[ナオフミ]

主人公が抱える壁の大きさが遥かにデカく突破するのにとても困難だというのが伝わった。今のままじゃダメだと分かっていても踏み出すのにそれ相応の覚悟が必要だ。昔は違っても今は守るものが沢山の主人公自分の気持ちを殺してまでも手に入れた力が本当に通用するのか、答えは読めばわかるだろう。

2022/03/13

[わたー]

★★★★☆随分久しぶりに感じたが、前巻が出てから1年か。あとがき見る限りスランプだったようなので、まずは無事に刊行してくれて何より。今回も引き続きVSゲルメド帝国編。魔導機兵はなんとか退けるも、レムにバブみを感じてオギャりたい(違)ド変態皇帝の圧倒的なチカラの前に為す術もなく……もう1人の転生者も含め、パワーインフレが凄い。次巻で巻き返してくれることを祈って。

2020/05/29

[真白優樹]

王国が陥落しレムが浚われかけディアヴロが殺人に悩む中、決着をつける為に本陣への強襲を決意する今巻。―――魔王の伴侶を守る為、挑むは絶対無敵の壁。世界の秘密の一端も明らかとなり、敵の強さが判明する中、オールキャストで挑む決戦が始まる今巻。驚きの秘密と無敵とも思える敵の強さに更に窮地に追い込まれる中、それでもと抗戦を決意する巻であり、あらゆる手札を活かして敵に挑む、オールキャストだからこその面白さがある巻である。果たして、仲間達と共にこの無敵の壁を越え、更なる強さを得られるか。 次巻も勿論楽しみである。

2020/06/07

[天涯]

アニメ二期決定おめでとうございます。帝国編の続き、レムを助けたところから。ディアブロも色々悩んでる。シルヴィの意外な過去が明らかになった。そしてノアの秘密も明らかに。ちょっと時系列に混乱したが、次は帝国編の完結まで描かれるのかな？ディアブロが苦手なパーティ攻略のようで、アリシアの今後も含め非常に楽しみ。次巻にも期待。

2020/06/01