内容説明
身びいき政治、いじめ搾取経済…近代経済学では予見不能なこの「絶望社会」で魂を取り戻すための指針とは?
目次
序章 非正規労働の時代のマルクス
第1章 「れいわ新選組」とMMT理論の薄気味悪さ
第2章 マルクスの実像と誤解
第3章 ますます暴走するアホノミクスで新大日本帝国が目前に
第4章 「ソサエティ5.0」という絶望社会
第5章 行き場のない者たちの革命
著者等紹介
浜矩子[ハマノリコ]
1952年、東京都生まれ。一橋大学経済学部卒。三菱総合研究所初代英国駐在員事務所所長、同社政策・経済研究センター主席研究員などを経て、同志社大学大学院ビジネス研究科教授。エコノミスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のせなーだ
1
国民に全く目を向けない首相の権力がほしいだけ、リーダーの資格のない自覚も、責任感もない政府、オレオレも首相になりたいと偉そうな大臣たちの顔ぶれ。国民生活の無視、人材不足の極み。「適材適所」はコメディー。国民には徹底的に自己責任、自助努力を押し付けるだけ。変えようという強い怒りがない野党と選挙にいかない現状維持の国民の多いこと。長かったアホノミクス支配下で破壊的資本主義の中の奴隷にも批判ができるはずの社会は教育はどこへ。辛い節約は国民だけのもの、税金は痛みなく浪費し続ける権力者たちに経済政策など見えない。2024/06/24
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