絵の内と外―谷川俊太郎の世界を描く

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絵の内と外―谷川俊太郎の世界を描く

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  • サイズ B5判/ページ数 64p/高さ 18X20cm
  • 商品コード 9784065191170
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0071

出版社内容情報



谷川 俊太郎[タニカワ シュンタロウ]
著・文・その他

後藤 眞理子[ゴトウ マリコ]
編集

内容説明

響きあう詩と絵の世界―。谷川俊太郎の詩と、詩にインスパイアされたARTとの、32の奇跡の出会い!未発表詩「絵の内と外」収録。

著者等紹介

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。詩人。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1975年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』で第34回読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で第1回鮎川信夫賞、2019年国際交流基金賞など、受賞・著書多数

後藤眞理子[ゴトウマリコ]
横浜生まれ。国立音楽大学卒。東京の公立小学校音楽教諭を経て1998年版画家・野田哲也氏の新作展で銀座にギャラリーゴトウを開廊。現代作家の油彩画、版画、日本画など様々なジャンルの展覧会を開催し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

(C17H26O4)

76
谷川俊太郎の詩と絵画。絵画は「谷川俊太郎の世界を描く」という企画展のものとのこと。挿絵は時に文や文章の印象を固定化させてしまうけれど、この本の絵は沢山の絵描きそれぞれが様々な感性で描いたものとあって、こちらの読み方をとても自由にしてくれた。詩から受け取る意味に広がりをもたらしてくれた。2021/12/17

けんとまん1007

40
敬愛する谷川俊太郎さんの詩と、それにインスパイアされた絵とのコラボレーション。谷川さんの詩を、それぞれの画家の方がどう解釈して、どう表現されたのか。なるほど~ということしかできないが、知的刺激を受けるとともに、谷川さんの詩を読み直してみたり、その繰り返しで楽しみが広がる。2020/06/26

リッツ

25
素敵な本でした。絵は言葉の説明ではないし、共に響き合って世界を築いていく、何処までも。それは鑑賞者それぞれの胸に届き広がって行くのだと思う。生きているとは、この世界にいるとは、こういうことだなぁと感じました。2020/06/28

MINA

14
ふと、図書館で新刊コーナーより手に取ってみた。表紙絵に惹かれたのかな。《朝のリレー》はむかーしから見覚えあって好きだった記憶がある。《絶望》《建前》《静かな雨の夜に》《かなしみ》《魂に触れる》《芝生》《かわいそう》は結構好き。後半いくつかはちょっと理解と想像力が及ばなかった。絵も本当に素敵。普段の私みたいな穢れきって歪みまくった思考回路から、一瞬だけど何かとても純粋できれいな世界を垣間見ることが出来たような気がした。2020/06/25

遠い日

9
「谷川俊太郎の世界を描く」展なるものがもう既に3回も催されているという。ギャラリーのオーナー後藤眞理子さんの発案により始められたそうだ。絵と詩がコラボすることによって生まれる新たな世界が確かにあって、おもしろい。読み手はさらに、詩と絵の両方にインスパイアされるのだ。大好きな詩、「朝のリレー」もおさめられていました。2020/07/30

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