星に仄めかされて

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  • サイズ B6判/ページ数 354p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065190296
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

世界文学の旗手が紡ぎだす
国境を越えた物語(サーガ)の新展開!

失われた国の言葉を探して
地球を旅する仲間が出会ったものは――?

【本書の登場人物たち】

Hiruko ヨーロッパ留学中に「母国の島国」が消滅してしまった女性。同じ母語を話す人間を探して世界を旅する。

クヌート デンマークに住む言語学者の卵。Hirukoと出会い、彼女の旅に同行する。

アカッシュ ドイツに留学中のインド人男性。女性として生きるため、赤いサリーを身にまとう。

ナヌーク グリーンランド出身のエスキモー。語学の才能豊かで、日本人を演じていた。

ノラ 博物館に勤めるドイツ人女性。行き倒れていたナヌークを救う。

Susanoo 福井で生まれた日本人。ある時から歳を取らなくなり、言葉を喪失する病気になった……?

Hirukoがつくり出した独自の言語、〈パンスカ〉が見知らぬ人々を結びつける。
分断を超えた希望を描く、全米図書賞作家の新たな代表作。

内容説明

世界文学の旗手が紡ぎだす国境を越えた物語の新展開!失われた国の言葉を探して地球を旅する仲間が出会ったものは―?

著者等紹介

多和田葉子[タワダヨウコ]
小説家、詩人。1960年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。ハンブルク大学大学院修士課程修了。文学博士(チューリッヒ大学)。1982年よりドイツに在住し、日本語とドイツ語で作品を手がける。1991年『かかとを失くして』で群像新人文学賞、1993年『犬婿入り』で芥川賞、2000年『ヒナギクのお茶の場合』で泉鏡花文学賞、2002年『球形時間』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、2003年『容疑者の夜行列車』で伊藤整文学賞、谷崎潤一郎賞、2005年にゲーテ・メダル、2009年に早稲田大学坪内逍遙大賞、2011年『尼僧とキューピッドの弓』で紫式部文学賞、『雪の練習生』で野間文芸賞、2013年『雲をつかむ話』で読売文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。2016年にドイツのクライスト賞を日本人で初めて受賞し、2018年『献灯使』で全米図書賞翻訳文学部門、2020年朝日賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

225
三部作、1,000頁弱、完読しました。第一部を引き摺り乍ら、第二部は言葉遊びが多用されています。写真で観ると著者はエスキモーのような風貌、多様性の今の時代に生きる小説でした。 https://book.asahi.com/article/134486332023/02/20

射手座の天使あきちゃん

163
全米図書賞受賞という冠に惹かれて読んでみたいなと思っていた多和田葉子さん、初読みです。 知人が「先に読んでいいよ」と貸してくれました。ありがとう♪… だけどこれ三部作の真ん中なんですけど… <(^_^; 前編の話はまったくわかりませんが、色々なパーソナリティの登場人物がSusanooが失語症の治療を受ける病院へ集まってくるお話。たったそれだけのお話なのに続きが凄く気になります。 前に戻って全体像を把握すべきか…、このまま先に進んで結論を知るべきか… それが問題です(笑)2022/12/10

nico🐬波待ち中

111
失われた母国の言葉を探すHirukoの旅、第二部。ヨーロッパ留学中に自分の母国が消滅してしまい、それにより自分の母語も消えつつある。母語を話したいのに話せない。それはどんなに辛いことか。それに対して「消えてしまった国の言葉を取り戻してどうするつもりだ」と問う人もいる。言語って母語って何だろう。国によって使う言語が異なることについてつくづく考えさせられた。いよいよHirukoの母国・世界から消えてしまった島国を探しに仲間と共に旅立つことに。次回第三部で消えた島国がどのようになってしまったのか、とても楽しみ。2020/09/07

どんぐり

97
『地球にちりばめられて』に続く第2部。前回のHiruko 、クヌート、アカッシュ、ナヌーク、ノラなど、名前を覚えきれない登場人物がSusanooのいるコペンハーゲンの病院にてんでんばらばらやって来る。彼らは「わからラララない。おいらラも遠くから来たララ」と、言葉を玩具にてんでんばらばら語り始める。物語が全然動かないなと思ったら、残り数ページ。突然、「消えてしまったかもしれない島国」を探しに、彼らは船の旅に出るのだった。言葉遊びと物語のバランスが微妙、続編に期待!?2020/08/11

なゆ

91
「地球にちりばめられて」の続きがあったとは!Susanooの失語症の治療で、Hirukoと彼女を手助けする面々がコペンハーゲンに集まって来る。それぞれの旅の手段やらも様々で、病院に登場する新たな人物たちも面白いのだけど、いちいち言葉を分解してこねくりまわすようなところが味わい深い。たびたび脱線させられる気分にもなるけど、こんなに言葉と戯れる読書は多和田さんならでは。Susanooはなんだか刃のように攻撃的で、謎だらけ。どうやらさらに旅は続くようで、さあ今度は失われた国を目指す船旅へ?!次作が楽しみ。2020/09/10

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