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出版社内容情報
バリバリのキャリアウーマンで生涯独身だった伯母が孤独死。黒いシミのような状態で発見された。衝撃を受けた山口鳴海(35歳独身)は婚活より終活にシフト。誰にも迷惑をかけず、ひとりでよりよく死ぬためにはよりよく生きるしかないと決意。愛と死をひたむきに見つめるフォービューティフルヒューマンライフストーリーの決定版誕生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
37
風呂で突然死し、スープになった叔母さん。それをきっかけに終活について考える漫画。ニッチだが、確実に需要はある。以下メモ。憧れのおばさんは独身であることに引け目を感じ、マウントを取るために来ていた。家の中はガラクタだらけ、投資に宗教、そんなに頭悪かったっけ?孤独と不安は人を馬鹿にする。逆にもっと言えよ、ハードな事情は黙ってんの辛すぎる。情報はこまめにアップデートする。2025/07/19
きらり
31
【ひとりでしぬとはひとに頼らないことではない】 「孤独死」や「老後への備え」というシビアな題材を扱いながらも、不謹慎な事柄すらも笑いに昇華してしまうストーリーがすごく面白い!主人公・鳴海のコロコロ変わる表情も危険な妄想も最高!本作にもあるように、結婚しようがしまいが、子供がいようがいなかろうが「孤独死」は誰にでも起こりうる問題であって決して他人事ではないことを痛感させられる。また、無知や想像力の欠如が無自覚に他人を傷つける危険性にも触れられていて、自分の普段の行いや言動を見直すきっかけにもなる作品である。2025/02/23
kazitu
27
勉強になる。😮💨2025/02/23
じゅんじゅん
26
コミック本。小説一筋で、基本マンガ本は読まないのだが、職場の上司がオススメと言って貸してくれたので、一気読み。かなりリアリティがある。私自身も先月、70代の伯母を亡くしたばかりなので、「死」について考える機会となった。p.158「よく死ぬには、よく生きなければいけない」名言。2021/05/09
shikada
24
35歳OLが、叔母の孤独死をきっかけに、自分が死ぬときの後始末を考え始める。彼女は「結婚すれば大丈夫」「お金があれば大丈夫」という安直な思い込みを一つ一つ整理していく。彼女が、職場の後輩の男子と話して自分の価値観をアップデートしていく様子が良かった。正直、ラブコメ要素がなくても十分読める内容だと思う。2020/05/22