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出版社内容情報
バリバリのキャリアウーマンで生涯独身だった伯母が孤独死。黒いシミのような状態で発見された。衝撃を受けた山口鳴海(35歳独身)は婚活より終活にシフト。誰にも迷惑をかけず、ひとりでよりよく死ぬためにはよりよく生きるしかないと決意。愛と死をひたむきに見つめるフォービューティフルヒューマンライフストーリーの決定版誕生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
36
風呂で突然死し、スープになった叔母さん。それをきっかけに終活について考える漫画。ニッチだが、確実に需要はある。以下メモ。憧れのおばさんは独身であることに引け目を感じ、マウントを取るために来ていた。家の中はガラクタだらけ、投資に宗教、そんなに頭悪かったっけ?孤独と不安は人を馬鹿にする。逆にもっと言えよ、ハードな事情は黙ってんの辛すぎる。情報はこまめにアップデートする。2025/07/19
aisu
27
カレー沢薫氏はエッセイは好きだが、以前読んだ「治りはしないが…」がイマイチ私と合わなかったので敬遠していたが、古本屋にこれがあって購入。面白かった。ありがとう古本屋での出会い。続きは新刊で買うね。テーマは孤独死、老後。主人公は35歳独身。いろんなパターンがあり、リアリティがあり、カレー沢氏の観察眼が冴えてます。2025/06/10
kazitu
26
勉強になる。😮💨2025/02/23
じゅんじゅん
25
コミック本。小説一筋で、基本マンガ本は読まないのだが、職場の上司がオススメと言って貸してくれたので、一気読み。かなりリアリティがある。私自身も先月、70代の伯母を亡くしたばかりなので、「死」について考える機会となった。p.158「よく死ぬには、よく生きなければいけない」名言。2021/05/09
shikada
24
35歳OLが、叔母の孤独死をきっかけに、自分が死ぬときの後始末を考え始める。彼女は「結婚すれば大丈夫」「お金があれば大丈夫」という安直な思い込みを一つ一つ整理していく。彼女が、職場の後輩の男子と話して自分の価値観をアップデートしていく様子が良かった。正直、ラブコメ要素がなくても十分読める内容だと思う。2020/05/22