出版社内容情報
「おうい」「おーうい」
仕事の合間、繰り返される呼び声。北斎の口ぐせ。
天才絵師の壮大な画業を支えた共作者、三女お栄の画号はここからきた。
光と影の女絵師・葛飾応為。
「美人画を描かせたら俺より上手い」と言わしめた、もう一人の天才。
署名を持たない絵を世界の美術館に探し、歴史の闇に隠れた女性の鮮やかな生涯を描き出す。
「おうい、どこいった」
〈目次〉
序 章 闇に消えた女
第1章 北斎の幽霊
第2章 応為誕生
第3章 光と影を描く
第4章 シーボルトのコレクション
第5章 長崎から来た男
第6章 北斎になりすました女
第7章 秘密の仕事
第8章 応為、夜を描く
終 章 応為はどこに消えたのか
内容説明
表の顔が北斎なら裏の顔は応為。父娘は二人で一つの顔を持っていた。天才の陰に隠れた、もう一人の天才。本所、小布施、長崎、オランダ…消えた女絵師の“幻の絵”を追う、美術ノンフィクション。
目次
序章 闇に消えた女
第1章 北斎の幽霊
第2章 応為誕生
第3章 光と影を描く
第4章 シーボルトのコレクション
第5章 長崎から来た男
第6章 北斎になりすました女
第7章 秘密の仕事
第8章 応為、夜を描く
終章 応為はどこに消えたのか?
著者等紹介
檀乃歩也[ダンノブヤ]
1972年東京生まれ。1999年にドキュメンタリージャパンに参加。企画・構成作家として数多くのテレビ番組を制作。2017年NHK『もうひとつのショパンコンクール』でアメリカ国際フィルム・ビデオ祭ゴールド・カメラ賞(アート部門第1位)、2018年NHK『4人のモナリザ』でATP賞テレビグランプリ・優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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