講談社文芸文庫<br> 庭の山の木

電子版価格
¥1,925
  • 電子版あり

講談社文芸文庫
庭の山の木

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784065186596
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報



庄野 潤三[ショウノ ジュンゾウ]
著・文・その他

内容説明

田舎風のばらずしをこしらえるのに、ちょっと似ている―七十編に及ぶ随筆を一冊にまとめる工程を、著者はあとがきでそんなふうに表現した。家庭でのできごと、世相への思い、愛する文学作品、敬慕する作家たち―それぞれの「具材」が渾然一体となり、著者のやわらかな視点、ゆるぎない文学観が浮かび上がる。充実期に書かれた随筆群を集成した、味わい深い一書。

目次

1(うちのノラ公;春近し;兄のいた学校 ほか)
2(「舞踏」の時;私の代表作;「回転木馬」 ほか)
3(伊東静雄のこと;「反響」のころ;伊東静雄・人と作品 ほか)

著者等紹介

庄野潤三[ショウノジュンゾウ]
1921・2・9~2009・9・21。小説家。大阪生まれ。大阪外国語学校在学中、チャールズ・ラムを愛読。九州帝国大学卒。1946年、島尾敏雄、三島由紀夫らと同人誌を発行。教員、会社員を経て小説家に。55年、「プールサイド小景」で芥川賞受賞。57年から1年間、米国オハイオ州ガンビアのケニオン大学で客員として過す。60年、『静物』で新潮社文学賞、66年、『夕べの雲』で読売文学賞、71年、『絵合せ』で野間文芸賞を受賞。芸術員会員。80年、ロンドン訪問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品