出版社内容情報
建設会社社員・飯田功の死体が、自宅近くの崖下で発見された。現場に遺書が残されていたことから警察は自殺と判断して捜査を終える。だが、海外出張から戻ってすぐだったことや、新しい命を授かっていたことなどから、経済学の理論で事件を解決してきた異色の捜査員・伏見真守は疑問を覚える。行動経済学の「効用」に当てはまらないのだ。人事交流で来日した中国公安部エリート捜査官・王花琳とともに再調査に乗り出す伏見。談合疑惑、建築偽装、裏金問題と、事態は思わぬ方向へ!
内容説明
建設会社社員の死体が、自宅近くの崖下で発見された。現場に遺書が残されていたことから警察は自殺と判断する。だが、経済学の理論で事件を解決する捜査員・伏見真守は疑問を覚える。行動経済学の「効用」に当てはまらないのだ。再調査に乗り出す伏見。談合疑惑、建築偽装、裏金問題と、事態は思わぬ方向へ!ニューウェーブ警察小説、シリーズ第3弾。
著者等紹介
石川智健[イシカワトモタケ]
1985年神奈川県生まれ。25歳のときに書いた『グレイメン』で2011年に国際的小説アワードの「ゴールデン・エレファント賞」第2回大賞を受賞。’12年に同作品が日米韓で刊行となり、26歳で作家デビューを果たす。現在は医療系企業に勤めながら、執筆活動に励む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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coco夏ko10角
19
シリーズ第3弾。今回伏見と行動するのは人事交流で来日した中国公安部・花琳。一巻の麻耶も登場。盛崎が伏見のこと実は嫌ってないというか、けっこう認めてる?のがいい。経済学・心理学活かされててよかった。2020/11/02
とん
12
3巻。経済学で解決した!というよりは偏った見方をせず冷静さを保てれば経済学者でも事件は解ける(^-^)/という印象。ラスト20㌻での花琳ちゃんの活躍と『恐怖だけではなく勇気も伝染する』という言葉が素敵だった。2021/05/05
あいちょ。
2
図書館。 3作目。2021/06/11
pagrus55
1
★★★2022/09/21
魔風
0
専門的な事を語るが正直微妙で内容も薄いが罵詈雑言を無視して猪突猛進できるキャラや終盤にはそれにひかれて何とか事件解決を目指す玉城などの話が逆に面白く続きが読みたくなった、久々に当たりを引いた感じ2024/02/04




