講談社文庫<br> 偽装診療―医者探偵・宇賀神晃

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講談社文庫
偽装診療―医者探偵・宇賀神晃

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065186466
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

医療関係者も注目の問題作! 中国人患者失踪の謎を追え。
明日は我が身か? 震撼のメディカルミステリー

日本の保険制度を悪用して来日する外国人が後を絶たない。元エリート医師の診療所雇われ院長・宇賀神晃は、外国人に書いた紹介状が健康保険不正に荷担しているとオーナーの老医師に叱責され自分自身で真相を探るはめに。子宮筋腫手術を受けた偽学生の中国人が失踪し、日本人ブローカーが殺される。事件の裏には医療界の抱える闇に苦しむ重篤患者たちがいた。震撼のメディカルミステリー。

メディカルミステリーの女王・仙川環、医者探偵・宇賀神晃シリーズ第二弾!

内容説明

元エリート医師の診療所雇われ院長・宇賀神晃は、外国人に書いた紹介状が健康保険不正に荷担していると叱責され自分自身で真相を探るはめに。子宮筋腫手術を受けた偽学生の中国人が失踪し、日本人ブローカーが殺される。事件の裏には医療界の抱える闇に苦しむ重篤患者たちがいた。震撼のメディカルミステリー。

著者等紹介

仙川環[センカワタマキ]
1968年東京都生まれ。大阪大学大学院医学系研究科修士課程修了。大手新聞社在籍中の2002年に書いた小説『感染』が第1回小学館文庫小説賞を受賞し、作家デビューする。その後執筆活動に専念する。医療問題を中心に社会性と娯楽性を兼ね備えた作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

189
外国人の社会保険不正受給の問題、不正臓器移植の問題などを暴く話。社会問題を色々切ってみせるのは良いが、やっぱりどこか切れ味は悪い。話は悪くないし目の付け所は悪くないのだが、どこか力量不足感が伴う。あまり深まらない謎を解き明かすと、最後に取って付けたように社会問題提起。盛り上がらなかったな。2021/07/01

ゆずぽん

32
前回、認知症治療薬事件に巻き込まれた宇賀神先生。今回は不正健康保険証にかかわります。闇の深い事件でした。もしかしたら?いいえ、こういうことって実際にあるかもと思うと怖くなるし、日本の制度には疑問もうまれてきます。尊厳死・安楽死も含め、倫理感と医療って背中あわせで難しい問題だなぁ。次はどんな事件かな?2021/03/01

きさらぎ

32
シリーズもの。主人公が好きじゃない。正義感は立派だけどあまりにお人よしすぎる。捜査のために本業のお医者さん業が疎かになってるのが気になる。お金にもルーズだし。 ちょっと都合がよすぎる展開で物足りない。2020/04/29

なな

22
前作より良かったかなー。留学生が日本の保険制度を使えるのに驚き。逆に日本人が海外で保険制度を使えるのか?なんだかモヤモヤする。臓器移植も 家族がいないと海外に行く以外全くチャンスがないということも なんだか考えさせられるなー。2022/05/06

図書館ポイズン

10
実際にあるだろうなという問題でしたが、 さらりとした読後感。 意外とすいすい読めてほぼ一気でした。 次作もあるだろうか。2021/03/12

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