出版社内容情報
こうして「日本」は形づくられた!
なぜ、大和は出雲を必要としたのか?
朝日と夕日、太陽と蛇、陸と海、現世と他界―
天武・持統の大和王権を守る「両端の象徴的霊威」をになうものとして伊勢・出雲をとらえ直し、
日本の起原に鋭く迫る試み。
「神とは何か」という民俗学による理論的分析の視点と、
歴史学による記紀をはじめとする文献研究、
考古学の発見を融合させた、新しい古代探究!
【本書の内容】
第一章 伊勢神宮の創祀
第二章 〈外部〉としての出雲
第三章 祭祀王と鎮魂祭
終 章 〈日本〉誕生への三段階
※本書の原本は、2008年に講談社選書メチエより刊行されました。
内容説明
なぜ、大和は出雲を必要としたのか?朝日と夕陽、太陽と蛇、陸と海、現世と他界―天武・持統の大和王権を守る「両端の象徴的霊威」をになうものとして伊勢・出雲をとらえ直し、日本の起原に鋭く迫る試み。「神とは何か」という民俗学による理論的分析の視点と、歴史学による記紀をはじめとする文献研究、考古学の発見を融合させた、新しい古代探究!
目次
第1章 伊勢神宮の創祀(従来の学説と、神宮創祀の基本史料;「神話と歴史」の構成;歴史の中の伊勢神宮)
第2章 “外部”としての出雲(王権のミソロジー(神話論理学)
出雲世界の歴史と伝承
祭祀王としての天皇
出雲の地位の変化)
第3章 祭祀王と鎮魂祭(新嘗祭と大嘗祭;鎮魂祭の歴史;鎮魂祭の解釈)
終章 “日本”誕生への三段階
著者等紹介
新谷尚紀[シンタニタカノリ]
1948年広島県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。現在、國學院大學大学院客員教授、国立総合研究大学院大学・国立歴史民俗博物館名誉教授。社会学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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わたなべよしお
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はるわか
∃.狂茶党
剛田剛