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出版社内容情報
少女の手には、インスタントカメラが握られている。
彼女はおもむろに僕とのツーショット写真を撮り、
「現像するまでどんなのが出来上がるか分からないって、ドキドキしますね」
と言った。
それから静かに、「宝物のタイムカプセルみたい」と付け加えた。
とても幸せで、優しい時間が流れた。
僕と彼女は、出来過ぎなくらい完璧な世界にいた。
ただ一点、彼女が、娘の友達だということ以外は――。
大切な思い出が増えていく。増えていって、しまう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
18
☆ 娘の美也と二人暮しの晃介は、偶然知り合った女の子と親しくなっていく。その子は娘の友達の古都だった。仕事で大変な思いをして、娘は引きこもりで自分に話もしてくれない。何もかも上手く行かない晃介は古都から優しくされてだんだんと心を開いていく。それが破滅に向かっていく秘密の恋だとしても…。物語は急展開して最後は衝撃的な事に。このシチュエーションは怖すぎる。先が思いやられるというか目が離せない。2020/02/22
GORIRA800
9
おっさん入りかけの私としては晃介をかわいそうとおもってしまう なんか初めの真面目な印象が薄れてこれは恋愛が人を弱くしてしまったパターンだね2021/02/17
オジャオジャ
7
ひええ怖くなって来たなあ。てか娘の友達に流され後輩の女の子に流されお父さん女に流され過ぎでは???? 娘の友達はこの修羅場エンドに対してどんな言葉を吐くのだろう????2020/06/22
niz001
7
コエーよ、もう。あのオカンにしてこの娘ありって気もしてきた。修羅場に真打登場!で次巻へ。2020/04/01
7MHz
7
表紙があざとい。そして脇チラが至高。本編は泥沼。 脇の処理をするシーンは女性作家ならではですかね。2020/02/20