講談社文庫<br> 歴史劇画 大宰相〈第4巻〉池田勇人と佐藤栄作の激突

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講談社文庫
歴史劇画 大宰相〈第4巻〉池田勇人と佐藤栄作の激突

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  • サイズ 文庫判/ページ数 544p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065184141
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0121

出版社内容情報

安保の争乱は岸信介を退陣へ追い込んだ。
総理の椅子についた池田勇人の下、日本は高度経済成長と所得倍増政策で経済大国への道を歩みはじめる。一方、河野一郎は池田に急接近し、岸信介・佐藤栄作兄弟は「反池田」にまわる。
ともに「吉田学校」の俊英といわれたかつての盟友・池田と佐藤はついに激突する。しかし、その池田も病には勝てず、東京オリンピックを花道に辞職。佐藤政権が誕生した。
ここから5年半に及ぶ長期政権が始まるが、水面下では、田中角栄と福田赳夫の「角福戦争」が始まっていた。戦後日本の政治史を活写した傑作劇画、第4弾!
文庫版解説:池上彰

内容説明

日米安保改定を強行した岸信介だが、世論の批判が集中し、退陣を余儀なくされる。旧制高校以来の盟友・佐藤栄作らの支援を受けて総理の座に就いた池田勇人は、所得倍増計画によって長期政権を実現する。自信を深めた池田は禅譲を渋り、東京五輪直前の昭和39年の総裁選で両者が激突した!

目次

第1部 保守本流vs.党人派連合(池田、動く;官僚・党人の戦い;池田、保守イメージの転換を図る;河野新党ならず;福田、半期を翻す;党人脈、池田と組む;池田・佐藤、骨肉の争い;経済の池田から政治の佐藤へ)
第2部 角福戦争(角栄、跳躍台に;角福戦争はじまる;佐藤四選;反主流派決起;福田の誤算;おとぼけ正次郎の大芝居;官僚政治のかげり;佐藤王国分裂;米中接近、日本を揺るがす;角栄、起つ)

著者等紹介

さいとうたかを[サイトウタカオ]
劇画家。1936年、和歌山県生まれ、大阪府育ち。17歳で描いた『空気男爵』でデビュー。上京し、「さいとう・プロダクション」設立。2003年に紫綬褒章、2010年に旭日小綬章受章。2019年東京都名誉都民に選出

戸川猪佐武[トガワイサム]
1923年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治学科卒業。読売新聞社政治部記者を経て、政治評論家として活躍。1983年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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highig

11
( ^ω^)前年、戦後僅か十年で日本のGNPは戦前を超え、「もはや戦後ではない」というあまりにも有名なフレーズが経済白書に登場したのは昭和三十一年の事であった。日米安保体制、国連加盟等を経て得た国内の政治的な安定は革新勢力を退潮させ、日本の発展は加速していく。日本は政治から経済へと季節を変えていき、今実に十年でGNPを四倍にもした日本史上最大の高度成長、それを為す池田勇人・佐藤栄作の長期政権が幕を開ける・・・ 問答無用の日本の黄金期!ホントこの頃までは『復興』という日本の大命題の元、政治も輝いているなあ。2021/05/04

ちゃーりー

5
通算在職日数において、佐藤栄作は、安倍晋三、桂太郎に次いで三番目です。 そんな、ワンマンである佐藤栄作からの禅譲を期待する福田赳夫と、対する田中角栄の関係は、安倍晋三からの禅譲を待つものと、それに反対するものと、その構造が似ているように思います。暫定といわれる、菅内閣の後、誰が総理大臣となるのでしょうか。2020/09/22

ぶるーめん

5
池田勇人と佐藤栄作を中心に描いているが、三角大福中が出てきて世代の移り変わりも感じる。やはり印象に残るのは佐藤四選の醜悪さ。途中で派閥が捻れるのは驚き。結果的に沖縄変換も成し遂げるが、やはりやめ際というのは大事だと思う。その後の政治の流れも変わったはず。そう考えると現政権も同じで、ゆるみは感じるので長期政権は功罪入り混じる。今は三角大福のような次のリーダーが小粒な感じがするのは不安(その頃の三角大福がどういう評価だったかはわからないが)。次はいよいよ角栄政権。2020/03/09

totuboy

4
今時間が比較的あること、ゴルゴ13のファンで、さいとうたかをさんが好きなこともあって、試しに購入。面白かった。こんなにドロドロとした駆け引きが行われていたとは。個人的には岐阜の人なので大野ばんぼくの影響力にびっくりした。そりゃ駅前に銅像もたつ。ここからいよいよ田中角栄が力を持っていく。次の巻も買ってしまうな。2020/03/09

スターライト

2
池田勇人、佐藤栄作と長期政権を担当した2人が中心。今更ながら、人物の評価に美化が入りすぎている気がして、だんだん読む意志が萎えてきた。2021/11/30

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