内容説明
中国・韓国経済は完全に崩壊!?日本はどうなる?
目次
第1章 世界経済を襲う中国バブルの正体
第2章 中国バブル崩壊のメカニズム
第3章 バブル崩壊後の中国社会の悲劇
第4章 巨大隕石が世界経済に激突したとき
第5章 二〇三〇年の世界地図
終章 絶望的な数字、そして絶望した人々
著者等紹介
真壁昭夫[マカベアキオ]
1953年、神奈川県に生まれる。法政大学大学院政策創造研究科教授。1976年、一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行。ロンドン大学経営学部大学院、メリルリンチ社への出向を経て、みずほ総合研究所調査本部主席研究員などを歴任。2005年から信州大学で、2017年から法政大学で教鞭を執る。また、行動経済学会評議員、日本FP協会評議員も兼任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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奈良 楓
14
【良かった】副題の通り、中国バブル崩壊がテーマの本。中国経済が様々なバブルにシフトして生き延びてきた、という分析は面白いと思いました。淡々とした表現ながら、示された数値データを見ると、バブル崩壊近いうちにありそうに感じてきます。2020/01/21
スプリント
9
中国のバブルが崩壊し国民が共産党政権に疑念を頂いたとき、中国の覇権政策が加速することが懸念される。2022/02/01
sakadonohito
7
定期的に中国経済は崩壊すると更新していただけなのかもしれないが、2019年出版の本著で2025年までに不動産バブルが崩壊すると予言していて、当たっている!とちょっと感動してしまった。また2030年までに中国経済がこうなるという内容ではいくつか当たっていると判定できるような内容もあり、この方の著作を今後も少しチェックしてみようかなと思った。気になる点は、COVIDとウクライナ戦争のことは当然想定すらしていない内容なので予想と実際の経緯は全く違うことか。本著では世界がデフレ不況になると予想していた。2025/03/24
GOTI
5
☆☆☆「ディープインパクト」とは競走馬ではなく映画の題名でもない。6600万年前メキシコのユカタン半島に直径約200㎞のクレーターを作り、恐竜を絶滅させたといわれる巨大隕石による衝撃のごときもの。中国バブル崩壊によって未だかって人類が経験したことがないような「ディープインパクト」不況が到来すると説いている。中国共産党が公表しているデータを使用しているけど、データそのものの信ぴょう性やいかに。それにしても共産党独裁体制の崩壊や中国経済の破綻は随分前から多くの政治学者や経済評論家が指摘していますが・・・? 2020/06/26
トダ―・オートマタ
1
中国のバブルは2025年までに崩壊すると予測をしている。本書は新型コロナ以前に執筆された本だが、あまりメディアでは中国バブル崩壊については報道が少ないと思うし、危機感もあまりないように思う。もう20年近くバブル状態が続いているので仕方ないのかもしれないが、どちらにしろバブル崩壊の衝撃は大きいように思う。 2023/01/28