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出版社内容情報
芳沢 光雄[ヨシザワ ミツオ]
著・文・その他
内容説明
「数えること」は人類最大の発見である!離散数学は、物事を「数える」ことから始まり、現代の暗号理論、プログラム理論をはじめ、さまざまな分野で注目されている数学である。整数の概念の誕生、あみだくじ、正多面体の回転、麻雀大会の組合せなど、豊富な例と問題を通して、離散数学の基礎的な概念をわかりやすく解説する。
目次
第1章 整数の誕生
第2章 素朴に数えること
第3章 帰納的に考える発想
第4章 2通りに数える発想
第5章 対称性を用いる発想
第6章 無限集合の濃度
著者等紹介
芳沢光雄[ヨシザワミツオ]
1953年東京生まれ。東京理科大学理学部教授(理学研究科教授)などを経て、現在、桜美林大学リベラルアーツ学群教授。理学博士。専門は数学・数学教育。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふみふみ
12
訳あって離散数学を勉強しようと思い手に取ったのですが、図1.4の間違いにぐぬぬとなり、重複順列の説明に違和感を感じ(個数という言い方が引っかかりました)、25ページで早々に挫折しました。残念。2024/04/02
HANA
4
サブタイトル通り整数から始まり無限まで。ちょうど自分が大学時代に学んでいた内容でもあったのですんなり読めた。やっぱり数は良い。2020/02/24
けろ
2
atcoderをやっててグラフ理論おもろいやんけと思って、youtubeで離散数学について学習しがてらなんとなく買ってみた。一応読むには読んだけど、読んだというか、はじめの方の問題は解いていたけど、途中から「あ、これは気軽にやるようなものではないし、周辺知識が必要になってくるな」と思って、ほぼ全編眺めたり、新しい言葉や、おもしろそうな概念だけ読むことにした。基本的には、定理がずらーーっと並んでいるので、全然入門という感じではないと思う。実験計画法(組合せ論の分野)という概念を知れたのでよかった2022/12/03
Y. Takahashi
0
唐突に数学分野が切り替わったり、初学者には理解が厳しい内容が含まれていたりと少々読みにくく感じた。数学初学者の教科書としてはあまりおすすめできないが、有名なパズルなどの紹介と丁寧な例題解説があるので、根気よく手を動かして学びたい人には勧められるかな。2024/10/09
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