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出版社内容情報
女性にもオススメ;SF・ファンタジー;その他;;;;;;;;;;;;;;;;;
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
33
UQホルダー不死身衆vs.吸血鬼の真祖との頂上決戦。刀太って阿保そうに見えて、ちゃんと見てるんだな。ニキティスがUQ側に寝返り、バアルはダーナの一方的なお仕置きタイムでボコボコにされてあっさり決着。地上から舞台は新オスティアへ。全裸でカップル用の水中観覧車を出てから、年齢詐称薬を使って青年の刀太とデートする雪姫。笑う雪姫を見て、自分の存在は不必要だったのではないかと珍しく弱音を吐いた刀太に対して、これを否定し「お前が私の初恋だ」と正直な気持ちを伝える雪姫。初恋は刀太だけど想い人はネギなのは変わらないのか2020/02/11
トラシショウ。
27
「雪姫、あんたは俺がいなくても幸せになってたんだ。あんたに俺は最初から必要なかったんだよ!!それを俺は──」。UQホルダー同士の壮大な内輪揉めに発展していたVS吸血鬼真祖バアルとの激闘の決着から、その関係性の整理と修復、始まりの魔法使いヨルダの「完全なる世界(コズモ・エンテレケイア)」への反撃を開始する一同を経て、何度目かの刀太と雪姫の対面の顛末まで。この勘所で表紙も飾ってる事だし、やはりエヴァンジェリンがヒロインの物語、と言う解釈で宜しいか。しかしナンバーズ集結にここまでかかるとは(以下コメ欄に余談)。2020/02/26
レリナ
25
バアル撃退。再登場することは間違いないが、それまでに備えは必要か。ナンバーズが揃い、いよいよヨルダへ反撃か。やはり雪姫と刀太のエピソードはグッとくるものがあって好きだ。まだ終わりは見えないが、最終的にヨルダ組との対決が控えているので、いまの刀太達がどこまで戦えるのか、楽しみ。どちらにせよ戦って苦戦する相手なので、まだ決戦を焦る必要はない。入念な準備は必要だろう。バアルとの戦闘が終わり、しばしの日常が見れてよかった。いい未来が刀太達に待っているといいな。次巻に期待。2020/02/11
Merino
7
このシリーズを読む誰もが望むであろう幸せな光景を見ることが出来たけど、このお話の性質上あまり幸せの「重さ」が感じられないんだよなぁ。それでやっと気付いたんだけど、自分はこのお話に何を期待しているんだろう?ぜんぜんわからなくなってきた。。。2020/03/07
HK
5
今回は本作の肝である雪姫と刀太のドラマが語られる。注目すべきは、ほとんどネガティブな感情を見せない刀太が取り乱して吐露する「あの世界に自分はいない/必要ない」という心情と、それに対する雪姫の答えである。これは近年盛況なループものやパラレルワールドものにおける、「正解でなかった世界」の人々の生と幸せをどうとらえるかということだと思っている。オタク界隈でエロゲーが先鋭的だった時代に語られた「ゲーム的リアリズム」にもかかわる古くて新しい問題意識を、どのように今後作品内で昇華していくのか注目して続きを待ちたい。2020/03/15