講談社文芸文庫<br> オールド・ファッション―普通の会話

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講談社文芸文庫
オールド・ファッション―普通の会話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784065180808
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

一九八五年四月八日。東京ステーションホテルにて、
日本を代表する批評家が初対峙する。夕食とともに開幕した
「普通の会話」ならぬ前代未聞の「知の饗宴」は、
食後のブランデー、チョコレートを愉しみつつ一日目を終了、
翌朝も食堂、客室と舞台を移しつつ、正午近くに及ぶ。
文学、映画、歴史、政治から、私生活に人生論まで。
ユーモアとイロニー、深い洞察に満ちた、歴史的対話篇。

内容説明

一九八五年四月八日。東京ステーションホテルにて、日本を代表する批評家が初対峙する。夕食とともに開幕した“普通の会話”ならぬ前代未聞の“知の饗宴”は、食後のブランデー、チョコレートを愉しみつつ一日目を終了、翌朝も食堂、客室と舞台を移しつつ、正午近くに及ぶ。文学、映画、歴史、政治から、私生活に人生論まで。ユーモアとイロニー、深い洞察に満ちた、歴史的対話篇。

目次

食堂にて
食後のコーヒー(グリルで)
ブランデーを飲みながら(二〇五号室)
チョコレートの時間(二〇五号室)
朝の食堂
朝の対話(二〇五号室)

著者等紹介

江藤淳[エトウジュン]
1932年12月25日~1999年7月21日。批評家。東京生まれ。1957年、慶應義塾大学卒業。大学在学中の56年、『夏目漱石』を刊行。偶像化されてきた漱石像をくつがえし、その後の漱石研究の方向を示す。62年から数度にわたりアメリカに滞在、『アメリカと私』を生むとともに、のちの「国家」への関心や敗戦・占領期研究の契機ともなった

蓮實重彦[ハスミシゲヒコ]
1936年4月29日~。フランス文学者、映画批評家。東京生まれ。東京大学仏文学科卒業。パリ大学にて博士号取得。東京大学教授を経て、東京大学第二六代総長。1978年『反=日本語論』で読売文学賞、89年『凡庸な芸術家の肖像』で芸術選奨文部大臣賞、2016年『伯爵夫人』で三島由紀夫賞を受賞。1999年にはフランス芸術文化勲章コマンドールを受章する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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なつのおすすめあにめ

4
すごく頭の良い二人の会話、楽しそうに話しているかと思うと、突然クリティカルな言葉が飛び交う。江藤淳はともかく、蓮實重彦は数年前に文学賞の授賞式でぼやいていたのでイメージよりも大人しい印象……まあ時期は全然違うのですが。2022/09/03

うし

3
昭和六十年。江藤淳、53歳。蓮實重彦、49歳。渡辺一夫のことを「ああいう人“おじさん“にいる」「こういう人でもすごいんだ」とわかっちゃう二人。その特権が却ってわれわれの限界かもしれない、と二人は嘯く。なんと普通の会話!2025/02/17

go

3
たしかに普通の会話なんだけど、非常に面白い。むしろ普通に話しているからこその面白さというか。アルコールも入ってるし。東京駅のステーションホテルというのもいい。これ読んだら泊まりたくなる。でも一泊五万とかするからなあ…2022/04/21

リーブス

2
末尾に(爆笑)と付ける対談は初めて読んだ(笑)。たとえ爆笑しててもそう書くのは憚られるものだが、素直に爆笑と記すところが普通ならざるところ。蓮實重彦と江藤淳が、東京駅のステーションホテルに1泊しつつ、ご飯を食べながら会話してるのを収録した本。各章リード文で、現場の描写(電車のアナウンスが聞こえる、とか)入るのもおもしろい。底本は1988年刊。予算を投じた謎企画。当時の出版社の体力を感じる。で今、230ページ程度の薄い文庫本になって1700円+税。まあ、知の巨人の貴重な対話か……。2025/01/18

halow

2
今や生真面目な知識人として振る舞っている高橋源一郎がこの本の解説を書いているのはどういう意図なんだろうか。2025/01/06

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