- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 講談社 モーニングKC
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
65
ソーシャルワーカーの役割と新しいNICUの在り方がテーマ。ステップファミリーが家族内で新しい信頼関係を作っていくのは容易なことではない。ましてや、新しいベビーが生まれんとする時には、上の継子にとっては自らの存在を脅かされる感覚を抱いてしまうだろう。第三者的な目線でそこに介入できる存在はどこにいたって大事。ましてや、家庭と言う閉鎖的な空間においては。★★★★☆2020/03/12
★なおぴんコ★
34
この巻は前半はソーシャルワーカーの向井さんのお話。連れ子のハヤトに義父のケンちゃんが「ハヤトにとって大切な大人になる」の返事に「それじゃ今と一緒」この場面に涙。後半はバーンアウトした新井先生が登場。NICUで救った命の退院後の現実、重症な障害を持つ子どもへの在宅での医療ケアの過酷さが描かれています。本当に命を救うとはどうすれば良いのか?新井先生、今橋先生が再始動。きっと支援の輪は必要でどう作っていくか、どう広めていくか。。。今回はサクラ先生の出番はちょっぴり。2019/12/26
はな
27
ステップファミリーではお互いに言いたいことが言えないと言う事もわかる。それを言えるようになれれば良いなと思う。今回は良い人で良かったなと思います。障害のある子の在宅看護はとても辛い面があると思います。それを手助けできるシステムはまだまだ十分ではないのだなと思い知らされた気がします。母親はとくに、自分を責めてしまうので心のケアが必要だと感じました。2020/02/08
Die-Go
20
ベビーとその家族と周産期医療に携わる人々の物語。在宅医療に関しては、重い障碍を持った子どもとの関わりを持ったことがあり、みにつまされた。2022/02/12
niaomi
18
ソーシャルワーカー、新しいNICUの巻。ソーシャルワーカーは患者さんのありとあらゆる事を把握して動く、気持ち的にも事務的なことも、そして複数人をケアする‥すごいお仕事だと改めて知る。 NICUも医療的に救える命が増えたからこそ、退院してからの家族の在り方も多様となり、悩みも生まれて…お医者さん達や関わる医療人の葛藤も多岐にわたり、こちらも大変なお仕事だと思った。2019/12/28