レジェンドノベルス 絶対回避のフラグブレイカー〈１〉美少女吸血鬼に殺されないための２７の法則

友理 潤【著】

講談社（2020/03発売）

• サイズ 46判／ページ数 272p／高さ 19cm
• 商品コード 9784065180198
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

気がつくと俺は、三年前に妹と揃ってハマったファンタジーホラーアニメ『キープ・キリング』の世界にいた。領主を襲った化け物を討伐するため、森の奥の根城に向かう一員として目覚めた俺――元剣闘士のイルッカは、初回放送であっさり惨殺される冴えない役どころだった。
そんなチョイ役で死んでたまるか！　この世界では、頭上に漆黒の「死亡フラグ」が現れた者が凄惨な死を迎えるというルールがある。逆に言えば、殺人鬼は死亡フラグの立った人間以外を手にかけることはできないのだ。どうやら仲間で死亡フラグが見えるのは俺だけらしく、幸い俺はこの冒険の結末まで視聴済み、円盤付録の設定資料も熟読しているオタクだ。妹のミカから伝授された「死亡フラグ回避術」をたよりに、冒険のクライマックスまで生き延びてやろうじゃないか――！
『絶対に死にたくない冴えないモブ男』VS『絶対に殺したい美少女ヴァンパイア』。設定を逆手に取って突き進む先には、視聴者が見ることのなかった物語の“真相”が待ち受けていた――！？

内容説明

転生した先は、かつて妹と楽しみに視聴していたアニメの世界―！？頭上に「死亡フラグ」が現れた者が凄惨な死を遂げる『キープ・キリング』の世界で、序盤であっさり死ぬモブ男・イルッカとして目覚めてしまった主人公。物語マニアである妹のミカから伝授された「死亡フラグ回避の法則」を頼りに、執拗に命を狙ってくる美少女ヴァンパイアから逃れることはできるのか？幾度も予想をくつがえすストーリーは、号泣必至のラストシーンへ向かう―！

著者等紹介

友理潤［ユリジュン］
２０１８年『太閤を継ぐ者　逆境からはじまる豊臣秀頼への転生ライフ』（宝島社）でデビュー。サラリーマンをしながら執筆活動を続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[しぇん]

気付けば見ていたサバイバルホラーのモブになっていた主人公。死亡フラグ回避して生き残るために頑張る話。前半は正直微妙でしたが、急展開を迎えた後半は面白かったです。１てついてますが続きようあるんですかね？

2020/03/07

[takave]

アニメの序盤で殺されるモブとして目覚めて何とか生き延びようとする話。終盤の展開結構好きだったんだけど、もうちょっとボリュームほしかったかも。ていうかナンバリングされてることに今気付いたんだけど続くの！？

2020/03/22

[菊地]

シチュエーション・スリラーのアニメ世界を舞台に、自分が死ぬ条件とストーリーが既に分かっている中での生存を試みる作品。状況設定と話の転がし方が独特で中々面白い。キャラクターの立ち回りとか行動はアニメというよりは洋画っぽい気はした。しかし、「１」ってナンバリングしてあるけど、とても続きがあるとは思えない……はてさて。

2020/05/01