出版社内容情報
津山森家の改易後、備中国西江原森家の当主となった長直に、弟・式部衆利から文が届く。
そこには、吉良邸に討ち入った赤穂四十七士に、森家に縁のある三人の浪士がいると記されていた。
彼らはかつて式部のもとで、御犬小屋の築造に従事していた――。
信念を貫き気高く生きた男女の姿が胸を打つ、新たな忠臣蔵の傑作。
内容説明
津山森家の改易後、備中国西江原森家の当主となった長直に、弟・式部衆利から文が届く。そこには、吉良邸に討ち入った赤穂四十七士に、森家に縁のある三人の浪士がいると記されていた。彼らはかつて式部のもとで、御犬小屋の築造に従事していた。信念を貫き気高く生きた男女の姿が胸を打つ、新たな忠臣蔵の傑作。
著者等紹介
諸田玲子[モロタレイコ]
静岡県生まれ。上智大学文学部英文科卒。外資系企業を経て、翻訳・作家活動に入る。1996年、『眩惑』でデビュー。2003年に『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞、2007年に『奸婦にあらず』で第26回新田次郎文学賞、2018年に『今ひとたびの、和泉式部』で第10回親鸞賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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金吾
29
吉良討ち入りに参加した三名の元森家家臣と周りの話です。いい話ばかりですが、特に「与五郎の妻」が良かったです。2023/10/18
Book Lover Mr.Garakuta
14
諸田史観たっぷりの小説だ。江戸時代の赤穂浪士の話。新たなる視点から討ち入りとらえた本で、そう言う繋がりがあるのかと、驚きの本であった。当時の女性も芯が通っており、一本気の強い人たちだと思う。2019/12/12
moo
6
最初に、泣きながらまんじゅうを食べる当主を?と思いながら読み、そして、討入に加わった3人の元家臣のお話が、染み入る。見事な構成とお話でした。それぞれのお話に関わってくる女達の、強さと悲しさが心に残ります。2023/09/03
Nobuko
5
友推薦の本 忠臣蔵四十七士の外伝 知られざる3人の志士たちの物語 心に染み入るお話ばかりでした2021/09/17
やま
4
赤穂四十七士に、改易された津山森家に仕えていた三人の浪士が含まれていた。何故、吉良邸の討ち入りに参加したのかを紐解きながら進んでいく。もの悲しい内容ながら信念を貫き生きる男女の姿に感動。読了感が心地よかった。2020/12/25