出版社内容情報
トーベ・ヤンソン［トーベ ヤンソン］
著・文・その他
内容説明
スナフキンが教えてくれる、本当の自分らしい生き方―ムーミン谷の知恵をいっぱいつめこんだ、あなたへの一冊。
目次
スナフキンの魅力
自分だけの才能
大自然と共に
スナフキンの知恵
自由！自由！
旅人として
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
冬佳彰
14
「ムーミン谷の名言シリーズ」って、第一巻目がスナフキンってのは分かっているなあ。結局、皆、スナフキン的な生き方に憧れるんだよな、できないけど。小学校くらいだったか？ムーミンシリーズを読んだのは。あれは子供用だったのか、本書に引かれたような言葉をスナフキンが言っていた記憶がまったくない。すぐにモノを捨てたがったり、ぷいっとどこかに行っちゃったり、立て札を引っこ抜いてしまうスナフキンが好きだなあ、アナーキーで。『うん、計画はあるにはあるよ。でも、ぼくがひとりっきりでやることなんだ。わかるだろ』って、渋い。2021/09/05
静かな月を見てる
6
ムーミンシリーズからスナフキンが話す場面を切り取って貼り付けた印象でした。物語の経緯を載せてくれれば、なぜスナフキンがその言葉を発したのかがもっとよくわかるのに。その点では残念でしたが、これを機にムーミンシリーズをきちんと読みたいという気になりました。まずは『ムーミン谷の彗星』からかな。2023/09/28
四葉
4
ムーミン谷の名言シリーズ第1弾は主役のムーミンを差し置いてスナフキンから始まるのが人気のほどを物語っていますね。ムーミンシリーズのなかでも大好きなあのセリフ、あのシーンがギュッと1冊に、しかし無理なく心地よく収まっていて、改めてスナフキンの魅力に惹き込まれました。。いつも孤独を愛するスナフキンではあるけれど、発する言葉は相手への思いやりに溢れているというのが意外な発見でした。こんな風に想われているムーミンが羨ましい笑2022/09/02
よだか
2
フィンランドに興味を持ちそしてムーミンにも。子供の頃アニメを見ていたような気がする…。スナフキンにはなるほどなぁと学ぶことが多い。しかしスナフキンと言って一番印象強いのはアンゴスツーラに対する罵倒シーン…。あの長けた語彙力はどこから来ているのだろう？
青
2
昔からスナフキンが大好きで、アニメ小説ともによく見ていましたが最近はご無沙汰でした。ご無沙汰でしたが、いつでもふとしたタイミングに思い出してしまうので、1番好きなキャラクターといっても過言ではない方です。 久しぶりにムーミンシリーズを見返す時間があると思い、その前準備としてこの本を手に取りました。読んでいて彼の自由な人となりや、シンプルでさっぱりとした性格がやはり好きだと感じます。また、彼のいいところは器用なように見えて時折見せる不器用な点もあるなと思いました。まずは小説から読み直していきたいです。2022/10/30
