内容説明
ゲーセンで若い女性が転倒して死んだ。O医科大学法医学教室の伊月とミチル、都筑教授はランチを食べに行く道中、偶然事件現場に遭遇する。ところが警察への搬送途中、その遺体は忽然と消えてしまう。さらにミチルの周辺に謎のメッセージが送られてくるようになると…。怖ろしすぎるラストにもう目が離せない。
著者等紹介
椹野道流[フシノミチル]
法医学教室勤務のほか、医療系専門学校教員などの仕事に携わる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆみきーにゃ
81
シリーズ三作目。死体が消えた理由がもう少し現実的な答えであってほしかった。一見繋がりを感じないお話が最後にはすべて繋がっていた!ってオチはすごく良かった。2022/07/13
papako
50
これも新装版での再読。暁天の星で壷中の天はオカルトじゃなかったとか買いてたけど、違った!めっちゃオカルトな展開。母性?もしくは赤ちゃんの神秘だったのね。伊月はこんな経験をしてもブレない!のがすごい。彼のこのどこまでもまっすぐな気性が貴重だわ。2024/03/30
坂城 弥生
49
このシリーズ、巻を重ねるごとにオカルト要素が強くなっていく…別に良いんだけどもうちょっとリアルよりのがいいかなぁ。2020/12/11
けろり
41
オカルト要素が強いイメージがあり、少し入りこめずに読み進めていましたが、読後は予想より優しさを感じる物語になっていました。精緻な描写は頭の中で何処まで描けばいいのか自分の想像力との戦いが少しありました。2020/04/27
一華
38
シリーズ3作目…警察へ搬送途中の遺体が忽然と消える。そして、自殺に見せかけた他殺体、墓地での謎の音が意外な形で繋がることに…ミチルと同期の龍村も加わり、真相が明らかになっていく。もしやと思いつつも、一気読み!さすがに最後の腐乱遺体の解剖はエグかった…筧と伊月の仲がししゃもの登場により、より密に?(笑)続刊購入済み!やめられない、とまらない〜2020/06/14