新たなAI大国―その中心に「人」はいるのか?

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新たなAI大国―その中心に「人」はいるのか?

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  • サイズ 46判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065175682
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0098

出版社内容情報

「AIの世界情勢を把握し、日本がAIで地位を確保するにはどうすればいいかを、本書を読んで一緒に考えていただきたい」
―公立はこだて未来大学副理事長・複雑系知能学科教授 松原 仁

国家主導でAI開発に突き進む中国、脅かされるトップランナー・アメリカ、
国家の壁に阻まれるロシアの頭脳、個人の権利とテクノロジーのはざまで揺れるEU、独自の道を歩むインドと日本―。
倫理・価値観・影響力の行方は? もう誰も無関係ではいられない!
日本人読者の興味に合わせて編集したコンパクト版。

【すでに存在しているAI世界をどう生きるか?】
本書では、私たちが今後AIによって「知的である」「人間である」「自立している」ことの意味を、
いかに考えさせられることになるのか、説明していく。

AIは一体どうすれば倫理的で思いやりのある意思決定ができるようになり、
効率一辺倒ではない「何者か」になれるのだろうか?

*AIの未来予測に「自分の未来」を託せるのか?
*もしもAIに「待望のわが子」の中絶を勧められたら?
*善人すら見逃さない「社会監視システム」
*高級住宅地では家庭内暴力は起こらない?
*アザラシ型ロボットが実現した「不信の一時停止」

【国際社会の新たなパワーゲームとは?】
人工知能でトップを目指す熾烈なレースはすでに始まっている。
アメリカのリーダーシップはまだ揺らいではいないが、うろつき始めたデジタルドラゴン・中国が猛追する。
産学一体となってAI開発を推進する「カンブリア国家」である中国とアメリカ。
専門知識を生かせない「城国家」であるロシア。防衛を基盤とした開発を推し進めるイスラエルのような「認識時代の騎士」。
それぞれの国の思惑が絡み合うなか、国を超えて巨大化するデジタル企業。
このパワーゲームで、勝ち残る「新たなAI大国」とは?

*シリコンバレー育ちの自動運転車が中国を疾走する日
*ひそかに生まれ、ひそかに流れていく11兆ドル
*デンマーク・モデルはEUの突破口になるのか?
*EU…「個人の主体性」は障壁となるのか?
*フランス…アンチ・テクノロジー国家のAI革命
*インド…世界第3位のAI導入国家
*カナダ…AIのCERN
*日本…鉄腕アトムが少子高齢化を救う?

内容説明

国家主導でAI開発に突き進む中国、脅かされるトップランナー・アメリカ。個人の権利とテクノロジーのはざまで揺れるEU、国家の壁に阻まれるロシアの頭脳。そして世界のAIにおける日本の現実―。

目次

第1章 すでに存在しているAI世界(AIの未来予測に「自分の未来」を託せるか?;もしもAIに「待望のわが子の中絶」を勧められたら? ほか)
第2章 新たなパワー・バランス(善人すら見逃さない「社会監視システム」;AIが健康と安全を守る ほか)
第3章 「より賢い世界」のトップランナー(シリコンバレー育ちの自動運転車が中国で疾走する日;それぞれのAI国家戦略 ほか)
第4章 AI世界のパワーゲーム(倫理的思考が必要な理由;「AIの未来」に向かうさまざまな道 ほか)
第5章 そう遠くない未来についての未来予想図(「個人情報」は誰のもの?;無料サービスから「バウンサーボット」へ ほか)

著者等紹介

グロス,オラフ[グロス,オラフ] [Groth,Olaf]
ハルト・インターナショナル・ビジネススクールの経営戦略・イノベーション・経済学教授。シンクタンク「Cambrian.ai」の創業者兼CEO。カリフォルニア大学バークレー校・客員研究員で、世界経済フォーラムのグローバル・エキスパート・ネットワークのメンバー。タフツ大学フレッチャー法律外交大学院で博士課程を修了し、以前は複数の企業の諮問委員などを務めていた。『ワイアード』誌、『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌、「フィナンシャル・タイムズ」紙等に寄稿している

ニッツバーグ,マーク[ニッツバーグ,マーク] [Nitzberg,Mark]
カリフォルニア大学バークレー校・人間共存型AIセンターの事務局長で、「Cambrian.ai」の主任。マサチューセッツ工科大学でAIを学び、ハーバード大学で博士号を取得。マイクロソフトとアマゾンでコンピュータビジョンのプロジェクトを指揮する一方、世界中の社会的弱者に貢献するテクノロジー企業を設立している

長澤あかね[ナガサワアカネ]
奈良県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。広告代理店に勤務したのち、通訳を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

11
今後の技術革新にAIは必須テクノロジーになると思います。 AI研究と実用化をリードするのはどこの国になるのでしょうか。2021/04/18

Melbeck

1
AIの使い方や使う目的の地域性が分かって面白かった。 ただ、学ぶのではなく使い方や目的を考え、先を見て学ぶ方が面白そうだと思えた。2021/02/26

さしみ

1
各国のAIへの取り組みに対して、文化的背景などに少し触れていて面白い。原著は2018年出版か、AIの世界は進歩が目まぐるしく掲載事例には古さを感じるたのも確か。2021/01/24

t a

1
著者は基本的にAIの発展にポジティブだが、慎重派な印象。中国国民のデジタルに対する信頼・満足度の高さは、デジタルによる政府の監視に対する不満を上回る、デジタルの恩恵による社会発展のハイスピードゆえだろう。日本はロボットを受け容れやすい土壌があるとのことだが、AIへの受容度とは一対一ではないだろう。キャッシュレスやマイナンバーへは不寛容なのだから。国別の議論では国民のリテラシーも比較して欲しかった。2020/07/11

Go Extreme

1
新たな試練:価値観・信頼・力 人の願望:探求・成長・前進 データの豊富さ≠見識の高さ AIのブラックボックス→ほとんど理解できず 信頼>お金・知識 デジタルタトゥー:小さなつまづき AIの課題:因果関係の理解 AI:思考多様化・マルチプリシティの可能性 テクノロジー開発:データセットの質・人口統計学的/経済的ニーズ・文化的規範と価値観 カンブリア国家・米国&中国:爆発的進化をいち早く経験 城国家:学習で専門知識 認識時代の騎士:軍事→展開 即効アーティスト:発展途上経済対応 新たなルネサンスor世界戦争2020/02/09

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