内容説明
感動を生み出す者こそが時代をひらく!心を動かすサービス、4つの法則とは?感じ(Sense)、考え(Think)、行動し(Act)、つながる(Relate)―著者独自の「STAR分析」で明らかになる、「感動をデザインする」方法。
目次
第1章 感動の時代がやってきた
第2章 これまでの感動研究
第3章 感動のSTAR分析とは何か
第4章 感動のSTAR分析を用いた研究事例
第5章 感動の実践事例集
第6章 感動の見つけ方・高め方
著者等紹介
前野隆司[マエノタカシ]
1962年、山口県生まれ。東京工業大学大学院修士課程修了。博士(工学)。キヤノン株式会社を経て、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、ハーバード大学客員教授、慶應義塾大学理工学部教授などを歴任。現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。ロボットや脳科学の研究を出発点として、心理学、社会学、哲学まで、分野を横断して研究しつつ、幸福学・感動学の日本での第一人者として、個人や企業、地域と、各フェーズで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
68
「モノ消費」から「コト消費」へ、と言われるようになって久しいが、顧客を動かすのが「感動」であることを指摘し、その衝動を分析したのが本書。新しいマーケティングの道を示している。2019/09/27
てってけてー
14
感動がいかに人の心を動かすか。そのメカニズムを教えてくれる。STAR分析という基本構造文に当てはめると感動がつくれる方程式となる。 私はこれを読んで感動させられる方法を知ったというより、自分がどういうときに感動するのかが分かった。特に5章のお義父さんのストーリーは感動せずにいられない。私は家族がやっぱり一番大切で、お母さんには会えるうちにもっともっと会いたいと思ったし、手紙も送ろうと思った。妻とは一緒にいる時間をもっと大切にしたいと思ったし、感謝を伝えたいと思った。 行動はやがて感動に結びつくと信じて。2025/03/22
breguet4194q
9
「感動する」ことを科学した一冊。前半は研究内容、中盤はその成果と事例、最後に読書への期待、という構成です。いい視点だと思いますが、自分が何かに感動する度に、今はどういう状況か自己判断をいちいちしそうで、めんどくさく感じるかも。2019/10/13
武井 康則
8
まず幸福、感動の定義が曖昧。これなら、ちょっといいなと思った程度も幸福、感動になる。翌日には忘れているような感情を幸福や感動というか。次にその分析のアルゴリズムが凡庸なので結果も直感的につかめる程度であり、意外性、新奇がない。まして「やりがいの搾取」等言われる今、こんなので仕事してたら、まずいじゃないのかな。2019/10/17
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