内容説明
ピクニックにでかけたはりねずみくん、うさぎくん、りすくん。願いをかなえてくれるという湖で、それぞれのお願いごとをします。その帰り道、はりねずみくんは―。
著者等紹介
はらだよしこ[ハラダヨシコ]
群馬県出身。1992年、東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修士課程修了。2001年、イギリス、ウォルバーハンプトン大学大学院美術研究科修士課程(MA)修了、帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もぐたん
67
優しい風と小鳥の声に包まれて野原にピクニックに出かけたはりねずみくんたち。湖の真ん中にそっと置かれた花の首飾りに込められたそれぞれの願い事に、思わずニッコリしてしまいます。柔らかなタッチの絵が心をふんわりと包んでくれる、可愛らしさ溢れる一冊。2022/03/03
anne@灯れ松明の火
40
新着棚で。優しい表紙に惹かれて。はらださん初読み。ねがいごとが叶うという湖に、ピクニックに出かける仲良しトリオ。ねがいごとを口にする うさぎくんと りすくん。でも、はりねずみくんは……。恥ずかしがり屋で、ちょっと警戒心もあるのかな。はりねずみという設定はピッタリかも。ひつじばぁばの優しい声掛け。はりねずみくん、明日は必ず うさぎくんたちを安心させてあげてね!2019/12/23
ツキノ
23
【シリーズ2作目・ピクニック】2019年10月発行。3作目、1作目は冬。これは季節は書かれていないけれど緑や花、湖のはパステルの色合いが美しい。うさぎくんとりすくんと北の湖にピクニック。湖の真ん中に花のくびかざりをそっと置くとおねがいごとが叶うのだという。はりねずみくんは何を願ったのか恥ずかしくて言えず「おねがいごとはしゃべっちゃだめなんだよ」と言ってしまう。帰り道、ひつじばぁばの家を通りかかり、すべてを話す。「みんなのねがいごと、きっとかなうわよ」。うーん、はりねずみくんの場合はどうだろう?【33】2022/02/13
ゆき
23
とても優しい絵とお話。ほのぼのする。はりねずみくんのねがいごとが可愛い。2021/04/06
こゆ
21
小3に読み聞かせ。とにかくほわほわ可愛くて平和なはりねずみくんシリーズ、3冊目。春らしい淡く暖かそうな表紙。母的には今までで一番薄味に感じたけど、最後に明かされるはりねずみくんの願い事に「ぼくもそれはしたい!」と共感していた。願い事は言いたかったら言ってもいいし、恥ずかしいなら無理して話さなくても良いと思うよ。2023/03/29