出版社内容情報
「刑事さん、解けちゃいました。」
「数学の地位向上のため国民全員を人質とする」。天才数学者・高木源一郎が始めたテロ活動。彼の作った有名教育ソフトで学んだ日本人は予備催眠を受けており、彼の命令次第でテロの加害者にも被害者にもなりうるのだ。
四色問題、フィボナッチ数列――。対「数学テロ」に対抗するため、警視庁が見つけ出した最終兵器は、一人の天才女子中学生・浜村渚だった!
講談社文庫の人気数学ミステリーが青い鳥に。
『ぬり絵をやめさせる』『悪魔との約束』『ちごうた計算』の3話を収録。
イラストはすべて描きおろし。
特別付録「クイズ! 青柳碧人先生からの挑戦状!」も収録。
内容説明
義務教育から数学がなくなった!天才数学者・高木源一郎は「数学の地位向上のため国民全員を人質とする」テロ活動を始める。実行犯になる可能性があるのは、ある時期に数学を学んだ日本国民全員―。テロに対抗する警視庁の最終兵器は、天才女子中学生!描きおろしさし絵つきで3話収録。各話の最後にクイズ「青柳碧人先生からの挑戦状!」。小学上級・中級から。
著者等紹介
青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒。早稲田大学クイズ研究会OB。2009年、『浜村渚の計算ノート』で、公募企画「講談社Birth」小説部門の第3回受賞者に選ばれ、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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