イブニングＫＣ 金田一３７歳の事件簿 〈５〉

天樹征丸/さとうふみや

講談社（2019/10発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 19cm
• 商品コード 9784065173343
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[竹城 俊之介]

＜京都×殺人事件の相性の良さは異常＞ 誰でもええので、２時間サスペンスドラマにおける京都市での殺人事件発生数をカウントしてほしい。サスペンスといえば「崖」「船越さん」そして「京都」！ 金田一の舞台としても抜群の相性の良さを発揮します。「枯山水の真ん中で殺された華道家元の跡取り娘」って、一昔前のテレビ欄に描いてあっても違和感ゼロです。ただし、足跡が一つしかなかった密室トリックの謎は、ちょっと難易度高すぎますよ、これ！無理だこれｗ！ あと出張の時の葉山くんが小悪魔(死語)すぎてヤバい。こんな部下は嫌だ。

2021/11/24

[どあら]

妹から借りて読了。はじめちゃんが連続殺人犯に疑われて大笑いの明智さん！私も笑えました(^o^)

2019/11/06

[kagetrasama-aoi（葵・橘）]

「京都美人華道家殺人事件」完結。トリックはちょっと現実味に欠けるけど、華道の家のどろどろはありそうな感じで面白く読みました。37歳になってから、一番横溝正史の世界を踏襲した事件だったかな。トリック解明のヒントは漫画ならではのわかり易さで良かったです。あと、葉山まりんの動向が気になります！そして、明智警視長は出世し過ぎて、新たなライヴァル幸村警視が登場！面白そうなキャラです(笑)。「函館異人館ホテル新たなる殺人」スタート！そろそろ金田一が謎解きしたくない理由とか、美雪とどうなっているかを描いて欲しいです。

2021/02/17

[かめりあうさぎ]

『京都美人華道家殺人事件』の続きと『異人館ホテル、再び』のプロローグ。『華道家～』の方は久々に金田一らしい感じでまとまっていて面白かったです。そしてまさかの異人館再び！懐かしいー。イケメンの新キャラも登場して次巻に期待。でもって美雪ちゃんはまだ出てこない。そろそろ空白の時期も小出しに明かして欲しいものです。

2019/10/23

[HERO-TAKA]

京都の事件完結。トリックは現実味はないが事件の流れはとても面白かった。先日「剣持警部の殺人」を読んだ際には画の変化に少なからずがっかりしたのだが、この「３７歳」シリーズは初代に近い絵柄に寄せようとしていてとても嬉しい。次巻は函館異人館ホテル再び。出世してしまった明智警視に代わり、新たな探偵のライバル登場。

2020/11/12