出版社内容情報
輪渡 颯介[ワタリ ソウスケ]
著・文・その他
内容説明
奉公先を追い出され、日傭取りの仕事で糊口をしのぐ虎太は、看板娘のお悌に惹かれ飯屋「古狸」へ。そこは怪談を聞かせると無代になるという不思議な店。怖い話は苦手なのに、お悌と無代飯に釣られて古狸に入り浸る虎太は、死神が棲むという家に行く羽目に。「不運な男」虎太はそこで何を見た?そして古狸の謎とは?
著者等紹介
輪渡颯介[ワタリソウスケ]
1972年、東京都生まれ。明治大学卒業。『掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南』で第38回メフィスト賞を受賞し、講談社ノベルスよりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
97
無鉄砲さが災いして職を失った寅太。たまたま寄った一膳飯屋古狸で看板娘のお悌ちゃんに一目ぼれ。その古狸では怪談話を聞かせると無代になるという。怖がりなのに惚れてしまった弱みと飯無代に釣られて、不可思議でゾッとする幽霊に遭遇する羽目になる。寅太のしょうもないあだ名のつけ方がツボ(笑)謎解きも交えた軽妙な怪談話。シリーズになりそうだ。2020/01/31
雅
62
妖人情話に軽めのミステリーが加わった新シリーズ。主人公のアホさ加減が面白くて一気に読めた。次作も期待2019/12/15
ぽろん
42
新シリーズ。怖い話をすると食事代がただになるという飯屋古狸。ひょっとして、看板娘のお悌ちゃんはじめ、ここの家族は、化け狸かと疑いながら読み始めたけど、どうも人間のようです笑。幽霊が視えちゃう虎太の屁っ放り腰、可哀想だけど、面白い!ユーモラスに幽霊話が展開して次巻も楽しみです。2019/11/10
星群
39
初読み作家さん。怪談話をすると、一食分無料で提供してくれる一膳飯屋。なぜなのか、理由を知って納得。お店の人達、人間じゃないんじゃないとか、深読みしすぎました。さすがに、幽霊が出てきた時はゾクッとしたけど、「怪談」話を期待して読むとモヤッとした感覚。登場人物が個性的で、次作が楽しみな一冊です。2020/07/31
キラ@道北民
32
新シリーズ!怪談を絡めた時代物ミステリー。輪渡さんお決まりのパターンだけど、サクサク読めて面白い!もちろん猫も出てきた。連作短編で、確認したきた幽霊が最後にはみんな成仏出来たようで、スッキリめでたしめでたし。2020/05/04
-
- 和書
- 巴里ぶらり