出版社内容情報
ちいさな丘のうえに、1けんのうちがありました。
その家の広間かべいっぱいに、おおきなかがみがかかっていました。
あかちゃんがうまれました。
かがみは手をそっとのばして、ゆりかごをゆすってやりました。
内容説明
女の子が生まれ、成長し、恋をして、大人になる。それを見ていたのは、鏡。
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
1935年生まれ。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。1959年ブラジルに出かけて2年間滞在、帰国後、絵本・童話の創作をはじめる。ブラジルでの体験をもとにした『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』(ポプラ社)でデビュー。『わたしのママはしずかさん』(偕成社)、『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で路傍の石文学賞、『大どろぼうブラブラ氏』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞、『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞・小学館文学賞を受賞。これまでの業績に対して、2011年に巌谷小波文芸賞、2013年に東燃ゼネラル児童文化賞、2018年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞
及川賢治[オイカワケンジ]
1975年生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。竹内繭子とともに、100%ORANGEとして活動している。イラストレーション、漫画、デザイン、アニメーション、広告などの仕事をするかたわら、ライフワークとして自身のイラスト、デザインでオリジナルグッズも作成、販売している。2008年『よしおくんがぎゅうにゅうをこぼしてしまったおはなし』(岩崎書店)で日本絵本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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