内容説明
NHK連続テレビ小説『なつぞら』の奥原なつのヒントとなった妻。「ハイジ」「マルコ」「マリオ」をデザインした夫。仕事と暮らし、創作現場のリアル。
目次
奥山玲子と小田部羊一のプロフィール
山下恭子特別寄稿「懐かしい奥山玲子さん」
小田部羊一インタビュー1 “アニメーター”奥山さんのこと
『アンデルセン童話にんぎょ姫』作画監督奥山玲子との仕事(勝間田具治)
小田部羊一インタビュー2 “夢の工場”東映動画のこと
妖しい踊りと突然の告白 東映動画からの友情 ひこねのりお
小田部羊一インタビュー3 “パートナー”ふたりのこと
『龍の子太郎』古巣に戻った夫婦を支えた東映動画スタッフ(葛西治)
小田部羊一インタビュー4 “夫婦回顧”さらに、ふたりのこと
『空飛ぶゆうれい船』『どうぶつ宝島』からスーパーマリオの世界へ(池田宏)
奥山さんから続く女性アニメーターの路(宮崎朱美)
著者等紹介
小田部羊一[コタベヨウイチ]
1936年台湾台北市生まれ。1959年、東京藝術大学美術学部日本画科卒業後、東映動画(現:東映アニメーション)入社。『わんぱく王子の大蛇退治』(1963)、『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968)『長靴をはいた猫』(1969)、『どうぶつ宝島』(1971)などの劇場長編映画で活躍。『空飛ぶゆうれい船』(1969)で初の劇場作品作画監督。東映動画退社後、高畑勲、宮崎駿と共にメインスタッフとして『パンダコパンダ』(1972)、『アルプスの少女ハイジ』(1974)、『母をたずねて三千里』(1976)、『龍の子太郎』(1979)、『じゃりン子チエ 劇場版』(1981)でキャラクターデザイン・作画監督。1985年、開発アドバイザーとして任天堂に入社。「スーパーマリオブラザーズ」「ポケットモンスター」シリーズなどのキャラクターデザインおよびアニメーション映像の監修。2007年任天堂退社後フリー。2015年度第19回文化庁メディア芸術祭で功労賞を受賞
藤田健次[フジタケンジ]
(株)ワンビリング代表取締役。AppleBooks電子書籍アニメーション原画集・資料集「E‐SAKUGA」シリーズを企画・制作・販売。アニメーション・アーカイブのデジタルでの利活用を提案・プロデュースしている。また一方で、海外のロマンティック・コメディやラブ・ロマンスなどのジャンルの映画を「キューティー映画」と再定義し、情報を収集。サイトを通じて紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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