出版社内容情報
規格外の新主人公(ニューヒーロー)誕生!
すべてを失った男に舞い込んだシンプルな「超難問」
「娘が幸せかどうか確かめてきてほしい」
1億円の行方と、謎の女と、仕掛けられた過去。
冒険は、この依頼から始まった。
俺の幸運は、不幸の始まり……の、はずだった。
元売れない俳優で元起業経営者。元犯罪被害者で元受刑者。
納得しようのない罪での服役を終えた加納健太郎への奇妙な依頼は、彼を運命の女(ファム・ファタール)へと導いた。
笑い、驚き、涙する。すべてが詰まった究極のエンターテインメント!
内容説明
俺の幸運は、不幸の始まり…のはずだった。元売れない俳優で、元企業経営者。元犯罪被害者で、元受刑者。納得しようのない罪での服役を終えた加納健太郎への奇妙な依頼は、彼を運命の女へと導いた。規格外のニューヒーロー誕生!笑い、驚き、涙するすべてが詰まった究極の娯楽作!
著者等紹介
木内一裕[キウチカズヒロ]
1960年、福岡生まれ。2004年、『藁の楯』(2013年映画化)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しんたろー
229
木内さんの新作は今までで一番サラッとした読み心地…刑務所帰りの健太郎が恩師・大河原の依頼で隠し子・沙羅を探して現状を探る話は、殺人事件も絡んで二転三転…テンポ好い会話と軽妙な展開でスラスラ読める。健太郎の助手・日菜や健太郎の弟・祐太郎のキャラも魅力的で、ホノボノしたりジーンとしたりして楽しめた。実在する店の選択がセンス良く、情景を思い浮かべるのに効果的。『矢能シリーズ』のようなハードボイルド路線が人気だが、こういう「人情サスペンス」も巧い!健太郎&日菜が次へ進むような終わり方なので是非続編をお願いしたい♬2019/11/28
いつでも母さん
206
追いかけてしまう木内さんの新作。『規格外の新主人公誕生!』とある。確かに面白いキャラクターの男・カノケンが登場した。バディとなる日菜との関係も今後気になるところ。深く考えずにテンポのいいストーリーを楽しんだ次第。やはり木内さん好きです。読編を楽しみに待ちたい。2019/10/30
おしゃべりメガネ
187
なんともステキなハードボイルド作品です。ハードボイルドといっても重たいワケでもなく、むしろ軽いノリやテンポで読み進めていけるのが、とても楽しいです。三年余りの刑期を終えて出所してきた元役者の「加納」は出所直後に謎の女性「日菜」と関わるコトに。ここから最後までイッキに読ませる展開はさすが木内ワールド全開でした。探偵「矢能」シリーズにひけをとらない新たなオットコ前キャラの登場にワクワクします。「加納」のひねくれたキャラもなかなかですが'助手'の「日菜」がこれまたナイスなキャラです。シリーズ化してほしいですね。2019/12/21
モルク
136
元俳優で父亡き後の町工場を継いでいた主人公加納が刑期を終え出所するところから始まる。世話になった映画監督大河原から娘が幸せかどうか確認してほしいとの依頼を受ける。スピーディにテンポよく進み、次々に事件に巻き込まれてしまう加納。しかし協力者は現れるし、なにかとみんなに愛される存在である。ほぼ一週間の出来事なのだが彼が最後には自分を見つめ、そして認め、道を見いだしていく姿がよかった。役者は己を殺し役に入り込み過ぎてもいけないのね。となると、何を演じてもキムタクも一理あるのかもしれない。2020/04/04
みかん🍊
122
やっぱり木内さんは面白かった、スピード感がありサクサク読めた、三年ぶりに出所した元売れない俳優は恩ある大御所脚本家からある女性の調査を頼まれる、そこから殺人事件に巻き込まれたり彼女の周りに起きるトラブルを解決するため動く、俳優というのはその役になり切り役によって違う人になってしまういわゆるカメレオン俳優と本人の個性を残し光る俳優がいてどちらが名優なんだろう、途中疑心暗鬼になったが彼が役者として成功してくれるといいなと思える希望の持てるラストだった、彼は沢山の人から認められる愛すべき人だったんだ。2020/03/26




